昨年11月に買ったMIRAGE2の走行距離が750kmを超えたので、新しいシューズを買い足した。気に入ったら飽きるまでそればっかり使い倒す性格なので、今回もSAUCONY。
新しく出たMIRAGE3にいく手もあったが、前からちょっと気になっていたVIRRATAを試してみることにした。
SAUCONYのNatural Runシリーズの筆頭っぽい位置づけで、ヒールからつま先にかけての落差が0mmのゼロドロップ仕様。
ソールを見ると、ミドルからつま先にかけてはブロック状の突起が並んでいる。
トゥーには補強用とおぼしきパーツ
このモデルに限らず、SAUCONY製品は全般にMadi In CHINAの安っぽい質感がある・・・
重量はSAUCONYの現行モデル中おそらく最軽量の189g。ミッドフット、フォアフット走方になるという感じではない。
ヒールのクッショニングは必要十分で、薄い靴下でも足裏の衝撃がストレスになる感じはしなかった。印象的なのだが足運びのスムーズさで、軽量なのもあるんだろうけど、着地からけり出しまでの抵抗が少なく足運びがかなり楽。10km程度の距離であれば特にどこかに痛みが出ることもなく快適だった。
たぶん、マラソン本番で使うには向いてないような気がするが、ふだんの練習だと走るのが楽しくなりそうなタイプの靴で、かなり好印象。
当日にかけての顛末なのだが、主に自分用メモなので例によってムダに長いですすんません。
今回、初めてのレース参加、そして初めての輪行。2週間ほど前にオーストリッチの軽量輪行袋L-100とその他細かなパーツを買っておったのだが、結局予行演習する暇もなく出発当日に。何度か組み立てたり収納したりを練習するうちに、出発予定の正午はとうに過ぎ、結局家を出たのは15時だった。しかもJRが大幅に遅延。ほんまは大津で下車して前日受付の堅田まで20kmほど自走する予定だったのだが、そんな時間ではまったくなくなってしまった。結局、宿泊先の雄琴温泉旅館に着いたのが17時半。温泉入ってゴハン食べてまた温泉入ったらもう寝る時間。23時前就寝。特に緊張はしてなかったが、空調が効き過ぎていたためか眠りは浅かった。ウトウトしていたら朝、という感じで4時50分に起床。HONEY STINGER WAFFLEを一枚食べて、また温泉へ。朝の静かな光さす比叡の景色を見下ろしながらの露天が最高だった。部屋に戻ってもう一枚ワッフルを補給し、着替えて6時頃に出発。
今回泊まった「木もれび」という旅館、建物自体はそう新しくはないが、部屋はリニューアルされていて、掃除が完璧に行き届いていて清潔だった。そして隣接する温泉施設「湯元館」にも大小内外さまざまな温泉があって、これまた清潔でめちゃくちゃ気持ちよかった。来年もこのレースに出るなら泊まりたい。
ちなみに旅館玄関へは、前面道路からこのような25%はありそうな激坂を上らなければならん。自転車だとちょっと無理かも。
天気は最高
道中でたくさんのローディーが集まってくる。20分ほどで受付会場の仰木小学校に到着した。
話に聞いていたとおり、受付関係以外にはブースなどなく簡素な風景。簡易トイレは4基置いてあったが、軽量化に臨む皆様方で、けっこうな行列ができていた。案内だと受付や手荷物預かりは時間厳守!みたいな感じだったが、実際はけっこうユルそう。ともあれゼッケンや計測チップを取り付けると他にすることもないので、召集場所へと向かう。手荷物と一緒にカメラを預けたので、ここから先の写真はない。
召集場所へ到着したのが7時少し前。まだあんまり人もおらんので、アップもかねて先の小学校から召集場所間の坂道を3往復ほどした。温泉がよかったのか、珍しく足に疲労感がなく、軽い。ただ、輪行時にどこかへぶつけたのか、リアの変速がちょっとおかしい。が、もういまさらアジャスターをいじったりはしない。スタート30分ほど前にHONEY STINGER GELを1本補給。7時30分に実業団カテゴリがスタート。続いて一般カテゴリへ。先の出走グループを見送るうちに、あれよあれよと自分のカテゴリ出走が近づく。一般の部は20名程度にわかれてのスタートで、計測開始地点からゴールまでの個人TT形式となる。自分はカテゴリ内2つめのグループ、2列目で出走した。初めてのレースでなんもわからんため、とりあえず今日の目標は下を向かないことと引き足を使う、しんどいところこそ頑張る、この3点だけと決めていた。結果から言うと、前二つは達成できんかったのだが。笑
スタートしてすぐに3人ほどが飛び出した。さほど早いペースでもなかったため、少し離れてついていったが、1kmもいかないうちに失速してきたためパスして一人で前へ。傾斜は5〜7%で、六甲山と比べるとラクに感じた。と言いつつ心拍は常に170オーバー。それでも、いつも一人ぼっちで山の中を登っているのと比べると、周りにようさん人がおるというのはそれだけで楽しかったりするのだが。事前にYoutubeで2,3回コース動画を見ており、自分なりに頑張るポイントは考えたりしてたんだが、走り出してみるとそういうのはすっかり飛んでしまってた。ただひたすら、踏む。引き足は忘れていた。あと時折、しんどいのはみんな同じや、ここで頑張らんとどうすんねん、とかつぶやいていた記憶がある。
4kmほどいったあたりでトンネル。このトンネルのあとがけっこうキツそう、と思っていたのだが、案の定きつくなる。前半がオーバーペースだったとは思わないが、ケイデンス80をキープできなくなってくる。ここまで基本後ろから抜かれることはなかったが、5km前後でSCOTTに乗った同カテゴリの人にスーッと抜かされた。悔しいがまったく付いていけず。6.4kmを超えたあたりからのラスト2kmは緩やかな下りを含む平坦基調に。フロント・アウターで必死で踏む。でも、足が終わっているのか、もう40km程度しか出なかった。ラストの登りを必死で踏みあがり、ゴール。先ほど抜かれたSCOTT乗りの方がいたので、タイムを聞くと自分よりも3分近くも速い22分40秒台だった。ちなみにこの人が同カテゴリの2位。
ゴール地点から2kmほど上がったところにある折り返し地点
修学旅行生とローディーが同居する不思議な光景
せっかくなので延暦寺を参拝した。
折り返し地点に戻ると
リザルトに群がる人々
人々
表彰式には延暦寺のお坊さん
この後、先導に従って下山。自分は、やはり下りは苦手だと再認識した。比叡山坂本から輪行で帰宅。どっぷり疲れたが、初めてのレースはほんまに楽しかった。単純なので、自分より速い人をまのあたりにするとモチベーションが湧く。けっこう負けず嫌いみたい。来年はもっと良いタイム出したい。
珍しく夕方にロング走。5月初旬にかけて体調を崩していたのもあって、20km以上走るのは3週間ぶりだった。しかし暑いな!夕方なのにまだ24℃もあるよ。ガーミンのログを見たら、前回のロング走時の平均気温が11℃だったので、10℃以上も上がってるやん〜。脚の感じは悪くないけど、走り出しからジットリ汗ばむ。ペースダウンを意識するまでもなく、キロ5程度でいっぱいいっぱい。西日が暑い。今日初めてSALOMONのバイザーを使ってみた。昨年キャップを買おうと思っていたところ、「頭に毛がない人はともかく、どんなに高性能なキャップでも何も被らないのと比べたら熱がこもるから、被らないほうがいい」という外人のレビューを妙に鵜呑みにしてしまい、これまで何も被らずに走っていた。が、今夏はバイザー被ってこうと思う。できればサングラスもしたいな。ちなみに毛がなくなったわけではない。
とにかく気温が高いので、意識的に水分補給を早めに行う。今日はタイミングよく一度も信号に引っかからなかった。それもあってか、ポーアイに入る頃から少しずつ身体が楽に動き出した。いや、単純に気温が下がってきたからかな。しかし閉口したのは薮蚊の多さ。あの中に突っ込むと汗かいた顔とか口ん中とかにもれなく飛び込んでくるのよね。10kmを過ぎたあたりでHONEY STINGERのGelを補給。やっぱり甘すぎて飲み難い。噎せた。11kmぐらいで右足の腸脛に懐かしい(嬉しくない)痛み。しばらくすると消えたが、気をつけたほうがいいかもしれない。そして18kmぐらいで脚が終わった。残りは必死で4半/キロを維持して終了。30km走とかしないと、本気でやばいなと思ったが、これからの季節に30km走、、、とか考えると、考えるだけでげんなりする。
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