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食卓用ペンダント 2


昨日中途まで載せて終わった、アンティークのペンダントライトの本体部がこちら。店主さんによれば、昭和ガラスの「紙しぶき」という技法で作られたものだそうだが、検索するもそれらしき情報は見当たらず、詳細は不明。素材はガラスにオパールが入っている(オパールセント?)そうだが、長らく国内ではこの素材/技法を用いて同様のものは作れなかったため、この商品にも10万近くの値を付けていたとか。それが最近中国で同様の材料が調達できることがわかって大幅に値下げしたんだそう。ちなみに昨年末、ヤフオクでこれとかなり似た照明が、小ぶりなサイズにも関わらず10万円近くで落札されていたが、あれはなんだったのかしら。この店主さんも、店に置いといても売れんので、近々オークションに出そうとしていたらしいが、、、






青みがかったガラスだが、光を通すとこんな感じに染まる。実際に吊り下げるポイントにアンカーを打ってフックをかけるとこまではやったんだが、現在吊ってあるもう一つの白熱球ペンダントと電源を分配するためのレールがまだ買えていないため実用はもうちょっとだけ先になりそう。引っ掛けシーリングをダクトレール用に変換するプラグで、なおかつ個別のOn/Offに対応可能なものが欲しいんだが、今んとこ見つけられない。知ってる人いたら教えてくださいな。

| かっつん | 23:14 | comments(0) | - | pookmark |
食卓用ペンダント 1

話は随分と遡る。2月に京都へ行ったときのこと。実はこの京都行きにおける唯一の目的らしき目的だったのが、とある照明の購入でありました。寺町の老舗骨董店『WRIGHT商會』で出会ったペンダントライト。正確に言うと、見つけたのは彼女で、欲しい!と思いつめたのも当人。そもそもの出会いは昨夏にまで遡り、以降京都へ行くたんびにお店を覗いてはどうしようかと悩んでいた。価格は4万5千円。値段があって無いようなのが骨董品。それだけ出しても「欲しい!」と思えるのなら、それはその人にとっての適正価格、、、とは言え悩むのはしゃあないわね。





お店の御主人がずーっと取り置きしといてくれたんだが、さすがにもう決めなあかんやろ、ということでプレゼントに買ってあげた。一つ困ったのが、コードがコンセント用だったことで、これを引っ掛けシーリングタイプへ変更し、卓上へ引っ張ってくる分コード長も長くする必要があった。ライト商会で頼んで5,000円程度でしてはくれるんだが、なにやら当分はムチャクチャ忙しくて暇がないらしく、「いつになるかわからない」「男の人だったらこんなの簡単に出来ちゃいますよ」としきりにこちらへボールを投げてくるため、結局はこちらで持ち帰ってお直しを。





んでもってフード部もご覧のとおり長らくの経年により錆びていたため、イロイロなものを使って磨き、磨いた。








こんな感じ



さて肝心の本体はというと、、、

続く・・・

| かっつん | 22:26 | comments(0) | - | pookmark |
京都備忘録

主に食べたものの記録。土曜の昼はNaoのカンパーニュと南瓜のスープ、珈琲で簡単に済ませて京都へ向かう。阪急烏丸駅で下車してCOCCONに入っているlisnでまたまたお香を購入。お気に入りのCALM(ムスク)はまとめ買いし、あとは気になるものを2本ずつセレクト。





今回は香木/スパイスの系統を中心に計10種類を買ってみた。その足で『ミディ・アプレミディ』で手土産用のケーキをば。前回眼の前で売り切れてしまった"おばあちゃまのタルト"をゲット。ちなみにこの日も15時半の時点で残っていたのは、この"おばあちゃまのタルト"、五色豆のタルトが一つずつだけだった。前にも書いたけど、見た目が綺麗なので土産で持って行くと喜ばれます。というか前回の京都行と全く同じパターンで動いておるんだが、続いて向かった先も同じ。烏丸御池を少し北上したところにあるお茶の専門店『La Melangee』へ。今はちょうど買い付けで忙しい時期らしく、この日はちょうどその谷間の開店日だったみたい。





正山小種(ラプサンスーチョン)の産地でとれた有機栽培の茶葉を半醗酵させた"桐木烏龍"という少し珍しいものを50グラムと、鳳凰単叢蜜蘭香を自分用に、あとは母親用に"凍頂烏龍茶"を購入した。ちなみに"桐木烏龍"は、中国国内でラプサンスーチョンの需要がめちゃくちゃ高まっているため、今後は全てそっちに回すからもう作らないんだとか。

さておき、今回の一番の楽しみは晩ごはん。前回フラれたお気に入りの洋食店へ歩いて向かう。気が急いたのか、予約していた時間よりかなり早く着いてしまった、、、頼んだのはカポナータ、豚のゼリー寄せ、牛もも肉のタリアータ、、、でいつものことながら気持ち的にはもっともっと食べたい!のに早くもお腹いっぱいになってしまい、泣く泣くデザートへ。絶品のプリンとパンナコッタで美味しくfinとなりました。居心地の良い空間で美味しいものを食べる、という素朴な幸せをこの上なく味わえる素晴らしいお店。量が食べれない自分たちの胃袋が、これほど恨めしく思えるお店って他にそうないかも。

ちょっとした嵐が吹き荒れた翌日は強烈な黄砂。黄色く霞む鴨川を歩いて下り、田中珈琲でダッチコーヒーを飲み目覚め、というか半ば酔い、その足で丸太町にある新顔のタイ料理店『パクチー』でランチ。全体的に食べやすい(辛さも甘さもわかりやすく濃い)味付けで、空腹は満たされたのだけども、個人的には京都でのタイ料理なら『イーサン』や『クルーン』のほうが好きかな。その後は陶器店や雑貨やさんを覗きながら、ぶらぶらと。近くを通った際には必ず覗いていた『AGURA』が今月末で閉店とのことで、店じまいのセールをしていた。竹内玄太郎さんという作家さんのC/Sがかなり良かったんだが、この日は保留。来月京都で展示があるみたいなので、出来れば行ってみたい。にしてもこの日は強風で体感的にかなり寒く、夕刻まで時間を潰すアテもなく早々に烏丸御池の『Hill Of Tara』へ駆け込むことに。ギネス片手にシーフードチャウダーやらローストラムなんかをパクつき、今回の京都行の〆といたしました。

| かっつん | 22:29 | comments(0) | - | pookmark |
宜興茶壷


先頃購入し、既に何度か使っている茶壷。買っておいてなんだが、以前京都の『la melangee』で聞いた話では、初心者は茶壷ではなく蓋碗で楽しむのがオススメだのこと。というのもこの茶壷、基本的に一種類の茶葉に対して一個の茶壷を用いるため、必然飲む茶葉が増えていくと比例して茶壷もどんどん増えていく、、、ということになるからで、まだ自分の好きな茶葉がハッキリと見つかっていないような段階では、まず蓋碗でいろいろと淹れてみて楽しむほうがいい、とのこと。加えて当たりハズレが結構多いところも難だそうで、蓋の閉まりが悪いものや土の臭いがいつまでたっても取れないものも結構あるんだとか。さらには手入れが少々面倒で、こまめに使い、保管状況にも気をつける必要がある、などなど。




かかることを聞いておきながら手を出してしまったのは、ひとえにその手間こそが「楽しそう」と思ったから。なんというか、一つの茶壷を「育てていく」というところがものすごーく魅力的。今回購入したのは、茶壷といえばココしかない!というぐらい有名な宜興産のモノ。中でも最も有名なのが紫砂を使った茶壷なんだが、今回買ったモノの材料は「朱泥」と記されていたため、紫砂とは違うものなのか?と疑問に思い調べてみたところ「紫砂は紫泥、段泥(黄、緑)、朱泥などに分類されます」なんだと。




95ccで4,200円とそれなりに良いモノを買ったので、使い勝手がいいことを祈りつつ、まず養壷の手始めに、茶葉を入れた鍋で煮ること十数分。こうすることで土の臭みが取れるそうなんだが、終わって嗅いでみたところ、まだ若干ニオイが残っていたので後日また同じ作業を繰り返した。以降は茶を飲むたびに余った茶をかけてやったり磨いたりと丹念に育てていくことで、自分だけの素晴らしい茶壷が出来てくる、これを養壷というのだそう。




ちなみに本場中国では、こうした養壷はおろか、洗うことすらしない、、、と書いてるのも見たが真相は如何に。

| かっつん | 22:28 | comments(0) | - | pookmark |
Boulangerie Nao 43回目









| かっつん | 22:45 | comments(0) | - | pookmark |
DONA JAVIERA Merlot 2007



前回飲んだカヴェルネがとっても濃いくて美味しかったドニャ・ハビエラ。今度はメルローだが、こちらもやはり非常にパンチのある濃厚な味で、ほんとにわかりやすい「旨み」が感じられて満足度高し。
| かっつん | 23:05 | comments(0) | - | pookmark |
最近の豆

既に2月の話だが、丸山珈琲で豆購入。今回は『グァテマラ エスペランザ』に『ケニア ツングリ』と、いつもよりちょい価格帯高めのものをチョイス。グァテマラは小粒で厚みのある、丸々とした豆で、淹れるとまさに"黒糖!"のようなフレーバーが!!!ケニアのほうも同じく黒糖に似た香りがあり、量感のある甘みがとても美味しい。ただ前者は淹れるのが難しく、粗く挽いてみたり豆の量をわずかばかり増減させてみたりと結構苦労した。




ラテはだいたい週末に1度淹れるぐらいのペース。技術的には全く進歩なく、、、
| かっつん | 23:33 | comments(0) | - | pookmark |
上意下達のエコロジー

ムカーっと腹が立つことがあったので書く。週末に大阪へ出たおり、梅田のヨドバシカメラで白熱球を買ったんだが、LEDやら電球型蛍光灯がずらり並んでテカテカと光る照明コーナーにおいて、既に小さな一角へと追いやられている白熱電球。もの自体の在庫もほとんどなく、あげくデカデカと「経産省の決定により白熱電球は2012年までに廃止されます。電力消費の少ない電球型蛍光灯に買い換えましょう!」と張り紙までされている始末。なんかやだなーと思いながらレジへ白熱球1個を持って行ったところ、今度はレジ担当の店員に「今はもっと消費電力が少なく環境にも優しいLEDがありますが、そちらじゃなくていいですか?」とか言われるしでもうほんまにムカついた。いっそ無視してやろうかと思ったが「白熱球のほうが好きなので」とだけ返したら、ハハンッみたいな顔して「ありがとうございました」さえ言わないというお粗末さ。電気屋がエコとか言うな!という次元の話ではなく、人それぞれどういった理由でその商品を選んでいるのかというふうな思慮なく不用意にそうした発言をするような、相手のことを考えるアタマをまるで持たない無神経なニンゲンってほんまに嫌い!

前にも書いたが、電球型蛍光灯に切り替える主旨自体はともかくとして、そのために白熱球を完全な"悪"として、「エコ」の名のもとに排除し選択可能性を奪う、そのやり口が気に食わん。経済的にこちらのほうがお得ですよとその効果を説明してみせ、替えたい人はそしたらと替えればいい、という世界の話でないのか。そのためには「年間のCO2削減量200万トン」とかいう都合の良い試算だけでなく、生産や流通、廃棄にかかる部分なども含めて現状における双方のメリット・デメリットをわかりやすく提示したうえで消費者各々が判断し、結果としてLEDやら電球型蛍光灯やらが一般化していくのが筋だろうと。これは建前論ではなくて、そうでないと結局「お上からの決定」でワケもわからんままに「国内での製造が中止」されたって、結局はそれを自分なりに理解し納得する機会がなければ、中国やどっかから輸入される白熱球を半ば盲目的に(これは自戒も込めて)使い続ける人間は少なくないだろうし、あげくきちんとした啓蒙による道筋が出来ないまま早々に生産体制を切り替えさせられた企業が振り回されてオワル、という結果になったらそれこそ最悪なわけで。中身のないスタンドプレーほど迷惑なものはない。

白熱球の光が醸す陰影の美しさはもちろんとして、その寿命が短いことにしたって一般の住宅にしてみれば"電球を交換する"という作業を通じて家のメンテナンスにも意識が向くというメリットと捉えることもできるだろうし、今のようなやり方で一様にこれを排除することは、メリット以上のデメリットが非常にデカいと個人的には感じている。

| かっつん | 23:13 | comments(3) | - | pookmark |
Fog&Morup ORIENT


念願だったペンダントライトを購入!デンマーク/Fog&Morup社のヴィンテージランプ。





このFog & Morup社、ルイス・ポールセンのPHシリーズほど有名ではないけれど、1904年の設立以降、とりわけJo Hammerborgがデザインを手掛けた60s〜70sを中心に多くの優れた照明をリリースしている。





市場にはチューリップ型の"SEMI"シリーズがよく出回っているようだけど、このスライム型(通称はオニオン!?)のORIENTもかなりインパクトがあって素敵。一目見たときから気になっていたのを、だいぶん長い間悩んだ結果、購入。本来はプラスティックのルーバーが付属する形で、間接照明的な光を漏れ出させるはずなんだけど、eBay含め、色々と当たってみるも完全体のものは見つけられず。サイズは今回購入したこの21センチのほか、一回り大きい30センチ超のモノもある。実はこちらのほうについては、とあるお店の方に近々買い付けをお願いしているので、もしそこで良い状態のものが予算内で見つかれば、うちに2つめのスライムが来ることになるかもしれん。







それから、照明についてはもう一つネタがあるのでそれについてもまた後日!

| かっつん | 22:42 | comments(0) | - | pookmark |
Boulangerie Nao 42回目






久々にメランジェを

| かっつん | 22:28 | comments(0) | - | pookmark |

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