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ヨルク・シュマイサー 銅版画作品集




−幻想・エロス・始原への旅びとヨルク・シュマイサーの銅版画世界。実存の驚異と神秘に捧ぐ技巧と表現。
美の博物学−

08年3月に京都のギャルリー・宮脇で作品展を見て以来、かなりのお気に入りになっているヨルクさんの、以前からずーっと欲しかった作品集。87年の出版で、現在はもちろん絶版。定価の3,500円に対して8,000円近くの値段がついていたのでためらっていたんだが、ある日「エイヤっ」と買ってしまった。























繊細な線描の「渦」が、眩暈にも似た浮遊感を醸す、ときに禍々しくもある美しい幻想の世界。銅版画、という媒体が可能にする効果を存分に感じさせる頁/頁の連なりとその積算が物凄く重厚な世界を創り出している。こうして作品群として改めてみてみると、細密な表面上の美しさに引き続いて、なにか精神の奥底をいじくられるような、ある種不気味なグロテスクを感じます。見ていると思わず、呑まれる。ヨルクさんの画を一枚、さりげなく飾れるようなうちを建てることが、将来のちょっとした夢でもあります。































































| かっつん | 22:34 | comments(0) | - | pookmark |
冷たい雨とひさしぶりの安静

昨日、ようやっとメインの仕事が了。つかれたー。。それで張り詰めていた気が緩んだか、2,3日前から風邪気味だったのが悪化して本日は予定をキャンセルして家にこもっていた。思えばここ半年、休日になーんもせんと家に居たことってほとんどなかったような気もする。いったん休むと自分の中で何かが止まってしまうような気がして少なからず焦るのは、もはや精神的な病の域にあるような気がしないでもない。とりあえず2月中に余りまくってる年休をできるだけ使いたい!

| かっつん | 22:33 | comments(0) | - | pookmark |
Boulangerie Nao 36回目





今回、最近の価格値上げもろもろについて少しお店の人と話す機会があったんだが、そういう話をしてしまうと、やっぱり値上げも仕方ないのかななと思ってします単純なわたくしめ。ものによっては赤が出ている商品もあるとか。なんというかもう、「誠実」さがあふれている店長の姿を見ていると、やっぱりこれからも応援していこう、、、などと思った36回目の訪問。
| かっつん | 22:26 | comments(0) | - | pookmark |
珈琲/紅茶


年末から紅茶関係でお世話になっているセレクティーさん。最近買ったのがこのヌワラエリア(マハガストッテ茶園)とウダ プセラワ。このウダ プセラワはスリランカ紅茶の中で少し珍しい種類のもので、キャラクターとしてはウヴァとヌワラエリヤの中間とか書かれていた。華やかな香りと、口に含むと絶妙に馥郁とした風味が広がり、だけども後味はスッキリしていて美味しい。普段使いにかなり良いです。






珈琲のほうはやっぱり丸山珈琲が素晴らしく、今月はスマトラ・マンデリン・アチェの深炒りを500gと、それからバレンタインデー・ブレンドを250g購入。マンデリンはストロングな苦味がかなりインパクトあって美味い!あとここの季節のブレンドものはいつもすごく複雑なコク/旨みがあって美味しいんだけども、今回買ったのもその例にもれずウマイ!これまではメールかFAXで注文する形だったんだけど、待望のWebショップがオープンしたため買い物もかなりやりやすくなった。満足度がかなり高いため、他のお店を探す気がしない、、、

| かっつん | 22:38 | comments(2) | - | pookmark |
中国茶館 無茶空茶

水曜日のこと。先の週末に父親が緊急入院→手術するという知らせを聞き、急遽お休みをいただいて見舞いに行ってきた。その関係で大阪へ行った帰りに、いろいろと話し合いも兼ねてお茶をすることに。北区の西天満という、ちょっと行き難い場所にあるお店だが、岩茶をはじめ数種類の中国茶が楽しめる。入ってすぐのテーブル席のほか、少し奥へ入った、小さな中庭が眺められる長卓がある。自分たち以外にお客さんはいなかったので、その奥の席へ行かせてもらった。3人それぞれ「白鶏冠(福建)」「蜜蘭青単叢(広東)」「黄枝香単叢(広東)」を注文。お店の方がまず一杯めを煎れてくれるんだが、洗茶するところなど、ふだんうちで紅茶をいれるのとは全く違った作法や使われる茶器が面白い。そしてこのお茶がほんっとに良い香り!紅茶だとわりあい香りと味が連動していることが多いんだけど、今日飲んだものはどれも華やかな香りに比して味はかなりスッキリしていた。自分でお湯を注ぎながら好きなペースで5煎ほど楽しめる、、、というスタイルもなんだか贅沢な感じで楽しい。すっかりその魅力にハマってしまい、帰っていろいろと調べるうちにますますハマってしまった。どうやら近いうちに道具を揃えることになりそうです。

| かっつん | 22:22 | comments(0) | - | pookmark |
ネパール製のストール 3回目


今年の冬の服飾関係は、自転車通勤用にコチラのアウター買ったことぐらいで大きなお買い物をしてないんだが、そんな中でシーズン中に3回目となるお買い上げをしたお気に入りがこのストール。店を覗くたんびに異なる配色のモノが入荷されていて、それがまた好みをズバリ射抜くものだったりするのでついつい買ってしまう。







今回もまた個人的に「東欧」的なイメージを醸すこの暗く冷たく、それでいて妙に心地良いこの色合いに一目惚れし、迷うこともなくお買い上げ。





こちらは彼女が買ったほう。もしかすると今年中にもう一枚ぐらい買ってしまうかも!?

| かっつん | 22:26 | comments(0) | - | pookmark |
Boulangerie Nao 35回目







2月1日から一部商品が結構な値上がりになるようで・・・

 
| かっつん | 22:16 | comments(0) | - | pookmark |
The Expo Memorial Park









































| かっつん | 23:13 | comments(0) | - | pookmark |
クッションフロアの張り替え

昨年7月に引っ越してきた現在のおうち。知り合いが所有している分譲マンションで"最上階、しかも屋上バルコニー付!"というと大変聞こえがいいんだが、実際は長らく放置状態であったためとにかく荒れておってぐちゃぐちゃで、手を入れずにはどうしようもない部分ばかりだったという、、、だからと言ってはナンダが、打ったり塗ったりは自由にしてイイよ、とのことなので、やりたいように少しずつ手を入れて、「住める」範囲を拡大していっている。半年たった今でもまだ使っていない部屋が2つあるんだが、今回はそのうちの一つをキレイにすべく、まずクッションフロアを張り替えた。





ちなみに7月の引っ越し当初のアリサマがこれ。とにかくモノを棄てれない人のようで、なんかもうワケがわからんぐらいモノに溢れていた。この辺、大部分を処分した。





床にはもとはコルクが貼ってあったが、とりあえずめっちゃ汚かったので高圧スチーマーで洗浄してみたところ、汚れは取れたが大部分の表面がハゲてしまい、ご覧のようにまだら模様になってしまった。このままではほうっておけないので、最初はタイルカーペットなどを貼ることも検討したんだが、とにかくお金はかけたくない!ので激安のクッションフロアに。ちなみにクッションフロアの張替えは、 9月にトイレ/洗面所をやって以来2回目。





広く見えるよう、床は白がいいだろうと思い、東リ製品の中から5点ほどサンプル請求をし、 あまり迷うこともなく型番cf5846に決定。白い木目調、、、とは言えこの価格、ホンモノの質感などは望むべくもありませんが。





さておき、まずはロール2つを並べて仮置きし、四方の余分な長さをカット。コーナーカッターがあれば便利だなぁと思いつつ、そんな道具は持ってないので普通の定規とコテなんかを使いながらちまちまとカット。





それが終われば両面テープを使って端から順に固定していく。





最後に、ロールの張り合わせ部分の仮止めしていた箇所を2枚重ねてカットして固定。本当はこの合わせ目には隙間充填剤を入れたほうがいいみたいだが、今回それはしていない。全体的には超カンタン!とは言え、柱など出っ張り部分やコーナーの仕上がりの美しさに、プロと素人の差が歴然と現れます、、、




2時間ぐらいで出来るだろうと踏んでいたんだが、実際は部屋の直線が微妙にナナメだったりしたこともあって倍近くの時間がかかってしまった。先に「激安!」と書いたクッションフロアだが、かかった費用はというと1820mm幅のロール×2500mm×2巻=送料込で4,320円。それに両面テープ15m巻きの780円をプラスした計5,100円也。









施工後の雰囲気はおおむねイメージどおりで、結構満足している。が、やはりというかこの部屋は壁紙を張り替えていないので、床が白くなった分、クロスの汚れが目に付くことに、、、なのでやっぱりこの部屋もペイントしちゃおうかなーと、仕事のほうがひとまず落ち着きそうな2月頃を狙っていたりする。






| かっつん | 23:07 | comments(0) | - | pookmark |
かいじゅうたちのいるところ@OSシネマズミント神戸

先週15日のこと。まさかのyeah yeah yeahs大阪公演チケットSOLD OUTにより、従前から用意していたP休がムダに〜!!!という緊急事態に陥ったため、まさにその当日に公開がはじまった、モーリス・センダック原作の普遍的名作の映画版「かいじゅうたちのいるところ」を観に行くことに。




監督はスパイク・ジョーンズ。先のYYYsのKaren O.が劇中サントラを手掛けていたりする。うちにもあったこの絵本、原作の良さは当然として、今回映画化されたこの出来もまたすばらしい!よくもあの世界を壊さずに、これだけ丁寧に丁寧に膨らませたなぁと、めったに緩むことのない涙腺も大いに感激。





まぁむちゃくちゃ可愛らしい顔立ちのマックス少年が自宅を飛び出し小舟に乗って、かいじゅうたちの住む不思議な島に辿り着く序盤のくだりにしても、その背景としてお姉ちゃんは友達にとられ、ママまで新しい恋人にとられてでまともにかまってもらえないマックスの寂しさやせつなさみたいなところがものすごくよく伝わってきて、思わずキュンとなる。そしてそして、マックスが辿り着いた不思議な島でのかいじゅうたちも同様に、彼とまったく同じように、それぞれの孤独や寂しさといった繊細な感情を内に抱えていることが絶妙に描き出されていく。これがまた、ホント痛いぐらいにまっすぐに伝わってくるの。





怒りっぽいのもいれば泣き虫なのもいて、妬みや怒りや悲しみもまた抱えきれないほどに持ち合わせる"かいじゅう"たち。当然、人間とおんなじでなんでもうまくいくわけない。むしろギクシャクとしてうまくいかないことのほうが多い。愛されたい、という感情の裏返しで時に癇癪を起こして暴れまくるキャロルなんてば、まさにマックス少年を鏡で映したよう。"大人"の世界からみればその行動は一見ムチャクチャで"手に負えない"ものではあるんだけど、その背後に在る純粋な感情に触れたとき、なんともたとえ様のない力でグッと胸が鷲掴まれる。人間だけの世界だと、どうしても嘘くさくなってしまうだろうそうした純粋な感情が、ある意味人間以上に人間らしい感情表現をみせる「かいじゅうたち」の動き/表情によって、本当にどんな言葉よりも雄弁に描き出されていたのが本作の本当にすばらしいところ。スパイク・ジョーンズってば天才!!!と思わず嘆息したのでした。





そういえばエンドロールでポール・ダノの名前があったので、「え?どこ!?」と思って後で確認してみたら。かいじゅうアレクサンダーの声で出演していた。。そうしてみるとこのアレクサンダー、ポール・ダノとリンクするところだらけでまさにハマり役だと思ったり。とまれ、絵本とおんなじで、何度も繰り返し観たくなるような、本当に良い映画でありました。


| かっつん | 22:56 | comments(0) | - | pookmark |

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