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アタマの中がオールドスクール
なんかね、最近iPodの中身がハードコア一色なんですよまじで。ぎゃぁとかおぎゃーとかブチのめすとかブッシュだとか金正日だとかね、直情的過ぎてなんかアタマ悪くなりそうですよまじで。円高とかいうのでなんかCD安くなってるんすか?よく分かんないすけど。株価とかかんけーないし、俺、CD安くなるならなんでもいーやーって感じですね。笑え?株は今が底値?あやあ今買っといたら損しないんだ。じゃあなんかソニーとかシャープとか買っとこうかな俺も、よくわかんないすけど。やっぱ世界の亀山モデルですよね、日本人だったら行っとかないとって感じすか。
| かっつん | 23:50 | comments(0) | - | pookmark |
倉橋由美子/大人のための怪奇掌篇


全20の掌篇集。アチラ側を描く異端な気配と完璧に統制された美しい日本語が交わればどうなるか?それが正しく実践されているのが本作。すなわち傑作。もう、この人の想像世界を前にすれば、ただただ驚嘆し、息を呑み、心地良いテンションの渦中で欺かれながら終局のカタルシスを迎えるしかない。底抜けたる想像の泉と、湧出の源を引き締める華麗な手捌きにひたすら、魅了される。

ここで描かれる20話はそれぞれに《死/毒/膿/変異/狂気/憑依/畸形/醜行/拷問/吸血/食人/生贄…》といった要素を内包する。描き様によってはどれもこれもがグロテスクで徒に表層の刺激のみが強い一品となりそうなものだが、果たして全くそうはならない。作者の力量はもはや通俗的な是非のベクトルから完全に自由であり、それでいて「誰も見たことがないが深層でそれを強く覗き見たいと欲望する世界」を的確に描き出し現前させてしまうのだ。もはやそれを拒絶する理由などあり得ないだろう。この手の作品を好む人間は、何よりその表題を見るだけで強く惹かれるはずなので、己がしょうもない感想はこれまでにして、以下置き土産に退散とする。

第一夜 ヴァンビールの会
第二夜 革命
第三夜 首の飛ぶ女
第四夜 事故
第五夜 獣の夢
第六夜 幽霊屋敷
第七夜 アポロンの首
第八夜 発狂
第九夜 オーグル国渡航記
第十夜 鬼女の面
第十一夜 聖家族
第十二夜 生還
第十三夜 交換
第十四夜 瓶の中の恋人たち
第十五夜 月の都
第十六夜 カニバリスト夫妻
第十七夜 夕顔
第十八夜 無鬼論
第十九夜 カボチャ奇譚
第二十夜 イフリートの復讐
| かっつん | 22:06 | comments(2) | - | pookmark |
SPIRITUALIZED単独決定!
スピリチュアライズドの単独来日公演は2009年1月!ジェイソン・ピアースのソロ作も発売決定


■2009.1/23(金)東京 Duo Music Exchange
・OPEN 18:30 / START 19:30
・TICKET ¥6,500-(税込/All Standing/1DRINK別)
・INFO:クリエイティブマン 03-3462-6969
*チケット発売:11/8(土)10:00am〜
 
■2009.1/24(土)横浜 ベイホール
・OPEN 17:00 / START 18:00
・TICKET ¥6,500-(税込/All Standing/1DRINK別)
・INFO:クリエイティブマン 03-3462-6969
*チケット発売:11/8(土)10:00am〜
 
■2009.1/26(月)名古屋 CLUB QUATTRO
・OPEN 18:30 / START 19:30
・TICKET ¥6,500-(税込/All Standing/1DRINK付)
・INFO:名古屋クラブクアトロ 052-264-8211
*チケット発売:11/15(土)10:00am〜
 
■2009.1/27(火)心斎橋 CLUB QUATTRO
・OPEN 18:30 / START 19:30
・TICKET ¥6,500-(税込/All Standing/1DRINK付)
・INFO:心斎橋クラブクアトロ 06-6281-8181
*チケット発売:11/15(土)10:00am〜


大阪は最終日。むっちゃ楽しみ。
大音響ノイズ&ストロボで癲癇必至!!!
| かっつん | 23:20 | comments(0) | - | pookmark |
今日の日はサヨウナラ
先週京都へ行った際に、愛機のデジタル一眼α7Dが壊れてしまった。
ストラップが外れてガーンッ!と落としたのですな、加茂川沿いで。
愛機が受けた物理的衝撃もさることながら、落っことした当人も大変ショック。
やはり精密機械、見事シャッターが切れなくなってしまったのでした。
キタムラの5年保証に入っていたため修理費用という痛手は回避したものの
やはりメーカーから帰ってくるまでザッと3週間はかかるらしい。
これから良い季節になってようさん撮るぜ!と思ってただけに、このブランクは結構痛い。
というわけでまた、会う日まで。
| かっつん | 23:11 | comments(0) | - | pookmark |
sgt.@京都クラブメトロ
に行ってきました。
しかし眠いので感想は後日。
| かっつん | 00:01 | comments(0) | - | pookmark |
もちろん、誰かに喧嘩を売るつもりなどありません
『CD/レコードを買う』って本当は凄く贅沢で楽しいことなのにね。

音楽データの(合法違法含めた)ダウンロードにかかる功罪やその是非について今更語ってみても、労あって益なしって感じなのでやんないが、見出しの記事を読んで感じたことぐらいは書けそうな気がしたので記してみる。

まず話の前提として、自分は↑の記事中の人と同じく「CD所有したい派」であって、「データがあればそれでOK、事足りる」タイプではないし、ましてや「データ取り込んで用無しになったCDは捨てる」なんて発言は正気の沙汰とは思えない!と感じる人間です。まぁそもそも、金払って買ったCDを捨てる人間なんてホントに存在するのかしらという話ですが。よっぽどの金持ちならいざ知らず、この手の発言は論法中における虚偽ネタか、あるいはこんなしょうもないところで虚を張るしょうもない人間の戯言でしかないと思う。さておき先の記事に戻ると、個人的には

「レコード屋に行き、実物を手に取り、試聴し、購入する」という一連のプロセスには、それだけの意味と快楽が確かに存在します。

という感覚にはほぼ全面的に賛同。その一方で

amazonやiTMSが登場しても「レコード屋」に通い続けるのは、それらが『音源を手に入れる』という目的の代替にはなっても、『音楽を買う』という行為が持つ快楽の代替にはならないからです。

試聴なんてネットでいくらでもできますし(YoutubeとかMyspaseとかiTMS)、中古レコードもamazonのマーケットプレイスやヤフオクで手に入ります。ですが、上に書いた通り、それらは目的の代替にはなっても、行為そのものが持つ意味や快楽の代替にはなりません


という部分には逆に全く同意出来ず???といった感じ。要するにこの人は"レコード店に行ってモノを買うというプロセスにこそ、特別な快楽が存在する"と言っていると思うのだが、個人的にゃどこでどうやって買うのか?ってことは問題にならず、それがネット通販であろうと実店舗での購入であろうと関係なく、最終的にCDというモノを「所有する」こと自体に満足(快楽)を覚えるのだ。だからこの人が言うように"音楽を購入するプロセスに介在する「レコード屋」の重要性"はハッキリ言って感じない。自分にとって現在の「レコード屋」は、ネットや雑誌媒体などと同じく「情報収集のためのツールの一つ」でしかあり得ません。ちなみにこう書くと<ネットにおける情報量と比べたら、レコード屋での物色や視聴なんて非効率以外のナニモノでもない!>という考えも出てこようが、確かにそれは正しいと思う。が、この辺りの効率を差し引いてもなおレコードショップへのお参りを欠かさないのは、「収集のためのツールは多いほうが良い」というこの一言に尽きる。どれだけネットで拾いまくろうが、膨大なリリースにおいて必ず取りこぼしは発生するわけで、そうしたモノのうち一つでも実店舗の試聴機で拾い上げることが出来たなら、それはもう個人的に効率うんぬんの話を超えてハッピーな事象なんである。実際、ある程度のジャンルや枚数を聴くようになると、意外と従来から大好きであったバンドのリリース日を見落としているようなことがしょっちゅうあって、レコード屋にて「あ、もう出てたんや!?」となることが結構よくある。そういう意味では自分にとって、CD購入のための情報収集のメインはネットで、そのセーフティネット機能を担うのが実店舗や雑誌等のペーパー類になるんだろう。ちなみに、最近は貧乏症が進んでかレコ屋で好みのブツを見つけてもレジ直することは少なくなり、いったん帰ってネット等で比較して安いところで買うようになった。

若干ずれていってるような気はするが、先の「レコード屋」の重要性うんぬんの話に戻すと、つまり自分にとってレコード屋は"あったほうがいいけど、無くても致命的でない"ということになるんだろう。現在自分の周囲に「魅力的なレコード店」がほとんど無いせいかとも思ったが、仮にネット通販でしばしば利用するwarszawaやlinusの実店舗が近くにあったとしても、それが「そのお店で買うということ自体」の満足度に繋がるとはやっぱり思えない。「嗜好に合う、個性的なブツに当たる可能性が高い魅力的なお店」としてツールの一つになるぐらいだろうと思う。じゃあどうやったら実店舗で買う満足度や快楽って高まるんだろうねと考えていたが、まぁ、見事に無いんだなこれが。洋服であれば試着が出来る実店舗のほうに断然利点があるのだが、手にとって買う必要を感じないCDなどの場合、もはや価格面でネットより安く売ることぐらいしか無いんじゃないだろうか。でもってその実現はほとんど絶望的なまでに望めない。↑の人はこうも書いている。

ネットを通じてできることも増えていますが、未だそれら「現場」のクオリティには到底及びません。amazonの中途半端なレビューやレコメンデーションなんかより、ベテラン店員の特設棚や手書きポップの方が遥かに実用性が高い。何より眺めているとワクワクします。情報だって実はレコード屋が一番早いんです。

どうなんだろうね、これ。前にamazonに載せていた自分のレビューを一字一句違わずタワレコでのポップに「拝借」された経験がある身としては、とても「現場のクオリティ」うんぬんというものがあるとは思えないし、なにより情報量や早さで言えば、実店舗がネットに優るなんてのはもはや妄想じみた願望にしか過ぎないようにも思う。あくまでも個人的な感覚でだけど。上述部分で何も無いと書いといてなんだけど、とりあえずレコード屋は「そこで買うメリット」を感じさせるための努力をもっとしていくべきだ!とは強く思う。まぁでも商売ってのは難しいんだろうな。自分らみたく偏屈な人間のこと考えて商売したって、とてもやっていけんのだろうけど、それでもやっぱり大手家電量販店じゃないんだから、どこ行っても同じレイアウトで同じ商品並べてるだけのレコ屋になんて何の魅力も感じないけど。
| かっつん | 23:15 | comments(2) | - | pookmark |
Electricity pylon








そう、お察しのとおりだ
・・・ネタが無い
| かっつん | 22:14 | comments(0) | - | pookmark |
写真記




































これまた既に土曜日の話だが、宇治の平等院鳳凰堂に行って来た。世界遺産って言われてもねぇ、という感じで記憶にある限りでは行くのは初めて。ただ、2,3年前に大学のサークル合宿で行っていた大久野島のことを、2度目の訪問時に全く気づかないどころか、帰ってしばらくしてひょんなことからようやく思い出したような酷い記憶力なので、たぶん幼少期にはこの平等院にも行ったことがあるんだろう。

さておき、神戸から宇治までは電車を乗り継ぎ約2時間ほど。どんどんと田舎度を増していく車窓に軽く昂ぶりながら、終着。宇治駅周辺は意外にもかなり整備が施されており、拡幅された道路や整備された市街地にはあまり風情が無かったのが残念と言えば残念。駅に着いた際にはほとんど人影が無かったのに、宇治橋あたりから人がワラワラ湧いてきた。近隣一帯でちょっとした地域祭りみたいなものも行われている模様。嵐山とかの比ではないが、さすがに世界遺産がおわしまするところ、やはり観光客はそれなりに来るのだねと思った。ただ、外国人観光客の姿はほとんど見られなかったのだが。

そして平等院鳳凰堂。脳内にあったイメージと比べるとかなり小振りだ。しかしながら、「精悍」といった言葉が頭に浮かぶシャープな威容は迫力十分。風雪を経てきた建造物しか持ち得ない、独特の重みやカッコの良さがあり非常に壮観。仏がおわします堂内へは、最初に庭内とギャラリーへ入る際の600円とは別に、追加で300円が必要となる。拝観時間は15分程度。堂内に安置されている阿弥陀如来座像はさすがに圧巻で、その正面から見て確実にどこかへ"イッっちゃってる"表情は、神々しいのかどうかは別として、確実にアナザーサイドの境地を悟らせるね。鳳凰堂内には現存52躯のうち半分の雲中供養菩薩像がグルリ懸け巡らされており、様々な器楽を奏でる菩薩像の御姿はいくら居ても見飽きない。こういう空間を常のモノとして独占していた平安貴族って、現在のどんな富豪よりもある意味贅沢だよなと思ったりもした。平等院ミュージアム鳳翔館では、雲中供養菩薩像の残り半分がキレイなスポットの下展示されており、仔細はこちらでじっくり眺めることが出来る。思わずお気に入りの菩薩を探してポストカードを買い揃えてしまうぐらい、なんとも魅力豊かでありました。

その後、宇治川や中洲を散策し、宇治神社→宇治上神社を巡って宇治観光は終了。次来るのはいつだろうねー、と言いながら市街のほうへと帰ったのでした。以上、JPEG撮って出しで写真を載せまくってみてオシマイでございます。
| かっつん | 22:16 | comments(0) | - | pookmark |
逆柱いみり展@トランスポップギャラリー

07年4月の開催に続き、再びいみりさんの個展が開かれていたのでもれなく観に行ってきた。
場所は前回と同じく出町柳のトランスポップギャラリー。ちなみに前回記事はコチラ



奇妙の極みに彩られた、それでいてなぜか近しい景色は唯一無二。
分裂的なパーツの点在が、やたら居心地と納まりの良い空間へと収斂する手品のような世界観。
見て納得、見つめて驚愕という二段仕掛けの極上を堪能する。




今回展示されていた新作イラストだけ見れば、わりとオープンスペースの目立つ、どちらかと言えば焦燥を駆るような荒涼としたシーンが主立って印象的ではあったものの、相変わらず是非是非わが手にとって囲い込みたくなるような、魅力的な生物が蠢く猥雑可憐な箱庭のような作品もあって、見ていて意味もなく嬉しくなった。そういえば前回の記事をUPして以降、外国のアングラ・アート系blogから飛んでくる人が結構おるようで意外にビックリ。技術的にも独特の世界観にしても売れる要素は満載の人だと思うので、外国で評価され逆輸入→ブレイクってパターンは有り得るのかも。音楽でもそうだけど、日本人ってなんか逆輸入モノに弱いしね・・・。

ちなみに新作イラスト集は発売が遅れているらしく、展示期間中には間に合わんということで予約だけ行っていた。彼女が予約したのでまた手元に来たら紹介したい。いみりさんは絵を描くだけでなく音楽も演るのだが、今回の物販でも収録曲が微妙に違う2枚の自作CDが販売されていた。クラウトロックに呪術的なエッセンスを軽く加えたような楽曲は、宅録のチープな音質ともあいまって、意外やストレートな(真っ直ぐという意味ではないが)魅力を持つ仕上がりになっている。ついでに、おかけんたもいみりさんのファンらしい、ということも付け加えとく。
| かっつん | 22:10 | comments(0) | - | pookmark |
京都de美味
土曜日曜の2日間かけて、京都の色々な方面へ足を延ばしてきた。
いくつかに分割して記事を掲載、、、するかもしれない。
土曜日は朝の10時頃に出発し、2時間ばかしかけて宇治へ。
着いたらお昼を回っていたので、十割蕎麦の「しゅばく」さんで昼ごはん。




細見な外見に反し、以外とコシがあって食べ応えがあるお蕎麦。
ツユのバランスも良い感じでなかなか美味しかった。


この後、平等院鳳凰堂や近辺の寺院をゆっくり散策したのだが
とりあえずその辺は後日の記事に託す。
晩ゴハンまで若干時間があったので、宇治の伊藤久衛門本店でお茶。


玉露とお菓子のセット。玉露は自分で淹れる。当然、美味く入らない・・・
自宅に玉露の茶器があるので何度か挑戦したことがあったんだけど
玉露は本当に難しい。この次の日に一保堂でお茶を買った際に水出しの玉露をいただいたんだが
やっぱりこの日飲んだのとは雲泥の差でありました。今んとこ、玉露はプロが淹れたものに限る!という感じ。



さておき、今日の晩ゴハンは知る人ぞ知る西洋料理のお店へ。
彼女が予約を入れてくれていたのだが、12席ほどの小さなお店。
(たぶん)ご夫婦と思われる2人で経営されているようだ。
昔ながらの洋食もありつつ、そこにフレンチやイタリアンの洗練された要素も入ったメニューがズラリと並ぶ。
例によって胃が小さい我が2人、あまりたくさんは食べられなかったんだけど
↓のようなものを注文。


スモークサーモン


豚の色々な部位のゼリー寄せ


田舎風テリーヌ


ホロホロ鳥のロースト


ポルチーニのリゾット


こんな良いもん食べたら、なんか身体がビックリしそうやね、
とかなんとか言いながら、2時間ちょっとかけてゆっくり味わった。
テリーヌとゼリー寄せは、無理を言ってポーションを半分ずつにしてもらった。
とにかく、どれも本当に美味しい。見た目もキレイ。そして接客が素晴らしく丁寧で感激。
柔らかな当たりでの供されるサービスと、素晴らしい美味の数々に大満足でした。
普段あまり良いものを食べてるわけではないので、ハッキリ比較することは出来ませんが
この価格でこの味とサービスが得られるお店って、そう多くはないように思います。
たぶん、あちこちに名前が頻出して「予約の取れない有名店!」みたいになることは望んでいなさそうな感じだったので
今回の記事でもお店の名前等は伏せさせてもらいました。
また、何ヶ月か経ったら是非もう一度行ってみたいお店。

| かっつん | 22:12 | comments(2) | - | pookmark |

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