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アーティスト:三遊亭金馬(三代目)
本日の新譜をご紹介します。

Omar Rodriguezの新譜のボーナスディスクをiTunesに突っ込むと
なぜかアーティスト欄に表示される三遊亭金馬氏の御芳名。
わざとなのか単なるミスなのか、判断に苦しみます。





三遊亭金馬(三代目)
| かっつん | 10:36 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
たまに口の悪い人が出ますよ
昨日は久しぶりにzOoOoOmのライブを観ようと、京都は祗園のウーピーズへ行ってきました。午前中は新しい家探しのため、不動産屋の荒々しい運転のもと各地を巡り巡りしており、正直前日の疲れなどもあってかなりメンドクサクなってきていた(わたし、けっこうメンドクサガリね。すぐメンドクサークなって何かをするのを止める悪癖がある)のだけど、なんとか踏みとどまり電車に一時間ばかし揺られ京都へ降り立ち、相変わらず異様に人密度が高い四条河原町を一般人比およそ1.5倍の早歩きで歩き抜け、18時過ぎに目的のウーピーズへ到着した。受付の兄ちゃんに当日券くださいというと、兄ちゃん「2800円です」と曰く。(もうさく、と読んでください。意味はありません)ってオイ、HP記載の値段と違うやん!って思わず聴くと兄ちゃん「僕に言われてもねぇ」と曰く。確かに彼に言ってもしゃあないので言われた金を払って中に入ると、18時スタートのはずなのに全く始まっている気配は無く。で、その辺をウロウロしている関係者らしきのにタイムテーブルを見せてもらうと、開始が19時になっている!しかも出演バンド数がHPで公示しているよりもかなり多い。っておい、このタイムテーブルやったら自分が一番楽しみにしてるzOoOoOmが観れん。終電間に合わん!クソが!ボケ!オフィシャルのWEBに嘘を載せるな!とかなりムカついてきた。値段も違う、開始時間も嘘っぱち、出演バンドもぐっちゃぐちゃって、どういうことやねん。個人的に自分の計画通りに、特に時間通りに事が進まんとかなりイライラする短気な性格のため、この時点でもう限りなく帰りたくなってきた。そもそもライブハウスって、まがりなりにも客商売であるくせに、そういった辺りの感覚が物凄くイビツなように思う。俺達が苦労してブッキングして客に"見せてやってる"って感覚が多かれ少なかれ絶対あると思うな。だからタイムテーブルが1時間おしてようが皆涼しい顔だし、クソ不味いカクテルとコンビニの比にもならんような貧弱なフードしか用意してないくせに再入場不可で軟禁する長丁場のイベントがあったり、馴れ合いの空気がやたらと蔓延していたり、バンドの入れ替え時に下っ手糞なDjが酷い音楽を垂れ流してたりなんてことが平然と行われるのだ!きっとそうだ!そうに違いない。私はよく当日に会場へ電話をかけて目当てのバンドの出演時間を聞いたりするのだが、そういうとき大抵のスタッフは何だか少なからず不満げな調子で「○○時の予定です〜」とのたまい、中にははっきりと「頑張って面白いバンド集めてるんで全部見て欲しい」というようなことを言うのもいる。そうまで言うんならもうちょいしっかり運営してくれ。皆さんのために"観に行ってあげてる"んじゃなくて、金払って観に行ってんだから。今んとこ、ライブは自分の中で無くてはならない瞬間であるので、上記のような酷い空間であっても好きなバンドが出れば行く。が、来るなら文句言うなっちゅうのはオカシイと思うし、行くからこそ文句も言いたくなるわな。またこんなこと書いてたら、"たまたま検索かけてこの記事を目にした関係者"が怒りのコメントをしてきそうだけど。とりあえず、今日のはマジで腹が立った。ついでに出てたバンドも限りなく下手糞で耐えられなかったため、一緒に誘っていた友達が金払って中に入る前に退場し、近くでホルモン食って帰ったのでした。はぁ、2800円捨てたな。
| かっつん | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MofM(Man Of Moods)のジーンズ
少し前から急に新しいジーンズが欲しくなり、気になるものをいくつかのお店で試着させてもらったりしていたのだが、先の日曜日に京都のMind Triveというお店で見つけたMan Of Moodsというブランドの一品が、自分の欲するところにかなり近いモノだったので少し高かったが買った。








探していたのは、細身のストレートタイプ。ただしスキニーは不可。並の日本人体型にあのピタピタは、やはり相当に辛いものがあるように思うが、、、、、流行ってるので街中でもスキニーを穿いておる男子は多数だが、相当にきっつい様態を晒している輩が大多数。で、こちらのMoMのジーンズ。これもなかなかに細身なんだけど、穿いてみると絶妙な隙間が私のO脚をうまく隠蔽し、非常にきれいなシルエットに。気持ち腰に落として穿くのが良いかもしれない。






写真ではほとんどブラックに見えるけど、実際はかなり複雑な深みのあるインディゴ。硫化染めという少しマニアックな染め方をした上に、軽いクラッシュ加工が入っている。もともとは生デニムで探していたのだが、穿いてるうちにこれもええかなと思い、そこは妥協。色の雰囲気としては、イメージしてたのとだいぶ近かったしな(言い訳)。




| かっつん | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
若冲展@相国寺承天閣美術館
今日は前々から非常に楽しみにしていた、上記展示へ行って来た。関東の人は知らないと思うが、関西にはエルマガっちゅう情報誌があり、アート系のイベントなどはもっぱらこの雑誌から情報を得ていたりするのだが、このエルマガ、先々月号にてこの若冲展の会期を一ヶ月間違えて掲載するという失態をしでかし、私と彼女はわざわざ4月13日の雨の中この寺へと参り、受付のおじさんに『来月だよ』と言われてすごすご帰ったという忌まわしい過去を形成してしまったのだ。ちなみにエルマガは翌月号で当然だが誤記載のお詫びを打ったのだけれど、このお詫び広告がなかば開き直ってページデザインの一部にしてしまったような代物で、全っ然反省してる様が見られなかったのがなんだかとてもムカツイタのだが、って思いっきり脱線しているので戻ります。




正式な会期は5月13日〜6月3日まで。今日、今日こそは!と気合いを入れて臨んだ5月20日サンデー。最近の若冲人気の過熱っぷりはなかなかにスゴイこともあり(って自分もすんごい昔っから知ってたとか言うんじゃないので同じようなものなんだけど)、とりあえず相当な人出が見込まれるだろうという予測のもと、開館時間の10時に行こう!ということで頑張って早起きして出向いた。

しかぁーし!読みは完全に甘々で読み違いも甚だしい。会場へ向かう途上には既に『20分待ち』の立て看板を持ったバイト君が。。。マジ!?と思いながら到着するとウワーほんまに人が多い。チケットを買うのに10分弱。会場へ入るのにほんとに20分ほどかかったのでした。先月間違って訪れた際にこの寺の坊さんが言っていたが、今回の展示のためにここの寺の美術館を全面改装したとかなんとか。そらこんだけ人が来るなら改装しても元が取れるわな、と思いながらようやく入場。

今回の展示、伊藤若冲の数多作品がズラリ一同に会すという点に加え、何よりもその内容になんとも貴重なところがある。以下引用。



本展では、近年注目を集める「奇想の画家」伊藤若冲の分蔵されていた最高傑作「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)と「釈迦三尊像」(相国寺蔵)全33幅がおよそ120年の時を超えて再会します。



ほー、宮内庁はこんなものを隠し持って(?)いたのか。こちらのサイトで上記の33幅が陳列されている第2展示室の模様が見れるけど、一つ一つが異常に濃密な若冲の力作が、これだけズラリと並ぶ様はまさに圧巻。壮観。息苦しいまでに濃密、とも評されていたこの空間は、もうほんとに素晴らしかった。

大胆にして繊細、絢爛たるダイナミズムと瑞々しく流麗なタッチの同居。一瞬でこちらを呑む強烈な押し出しの強さと、視覚を射抜く華麗なる色彩感覚、弾けるような躍動感のマリアージュ。ほとんど万人を唸らしめるんじゃないかと思うような、その非の打ち処の無い「完璧」な絵画作品は、まさしく至高の芸術。息を呑むような美的感覚と、対象に向けた慈しみが浮かび上がるような、ユーモラスな描写の絡み合い。相対した瞬間に、その全体像に打ち抜かれ、細部に目をこらせばこの上なく愛おしい生物(あるいは静物)がファニーな輝きで迫ってくるという、1枚で何度も美味しいその作品群。





老松鸚鵡図
老松に鸚鵡を合わせるそのセンス。ありえん。
しかも白い鸚鵡だけでは飽き足らず
左上方には翡翠色のやからまでも、、、
悶絶。







秋塘群雀図
このサイズじゃ分かりませんがね、
右下には稲穂にしがみつくチュンチュンがおるのですよ、、、
悶絶。






池辺群虫図
あぁ、蛙が、蝶が、イモリが蜘蛛が蛇が飛蝗が蝸牛が蜻蛉がおたまじゃくしがー!!!ってな感じでもう素敵すぎるイキモノがばらっばらに鎮座して迫ってくるこの絵。そして全体における完璧な構図バランス。絶句します。






全30幅に及ぶこの『動植綵絵』繰り返しになるけど、どれも本当に"完璧"といった表現以外に思いつく形容がないぐらい完璧。天才的な構図センスと、描画技法。贅沢な絵の具を使って描き出されるそれは、本当に宝石のように美しい色彩を放っていた。盛り上がり、発光するように輝く白。深い深い藍の闇。およそ日本的でない暗い情熱を孕んだ深緑の蠢き。冊子化されたものも当然に見ていて美しいのだが、やはり質感の迫力/繊細/艶といったものは、生とコピーとでは全く違う。ほんっとに凄かった。



第1展示室から第2展示室へ向かうまでに30分待たされたり、全ての作品をどんだけ並んででも一番前でじっくり観ようと決めていたこともあり、会場へ着いてから出るまでで、トータルで4時間近くの長丁場となりました。こんなに人の多いイベントへ出たのって、最近ではちょっと記憶にない。平日は絶対にこんなことは無いだろうから、条件的に可能な人は、絶対に平日へ行ったほうがいいと思う。作品に圧倒され、人混みに翻弄されてかなりの疲労感を味わったのでした。しかし良かった。素晴らしい展示でした。











オマケ。
消耗しきった私たちがフラリ立ち寄ったカフェで食べたランチ。
『un cafe』というカフェでのロールキャベツ。
これがまた美味かった。
聞けば先月22日にオープンしたばかりだそうで
可愛らしい女性の方が一人で(お婆ちゃんがヘルプで入っていた)
頑張ってました。
ホームページとかもまだ作成してないそうで。
あ、あと食後に頼んだブレンド紅茶がめちゃくちゃ美味かった。
アンシャンテ(だったかな)という東京のお店から取り寄せてるそうで
フローラル系でなくダージリン主体で中国茶などを織り交ぜたブレンドは
匂いモノがあまり得意でない自分にはドンピシャ。
これだけ美味しい紅茶は久しぶりに飲んだ気がします。
また、近くへ来ることがあれば是非寄ってみたいお店です。




その後、色々と買い物などしたのですがそれはまた明日か明後日にでも。
とりあえず今日の記録はこれで終了。
疲れた。寝よう。
| かっつん | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
廃されたモノを中心とした写真
カラーのほうはちょこちょこと色をいじってます。
モノクロはILFORDというメーカーのフィルムを使用しましたが
焼き上がりを見ると藍色がとても強く出てました。







chaos/cross
大阪梅田













IVY/Wall
大阪曽根崎












威容/異様
大阪兎我野町













Welcome, Ghosts
武田尾〜生瀬













N/A
武田尾〜生瀬
















N/A
武田尾〜生瀬







| かっつん | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TAKEO PAPER SHOW@マイドーム大阪
今日は一日お休みをいただき、
上記の展示を観に行ってきました。






まずはMambo Cafeで昼メシ。
今日の日替わりはチキンのクリーム煮。
個人的に、カフェと名の付く場所で
ここより美味いメシを出すところは他に知らないです。
豆買って帰って家でも飲んでるブレンド珈琲も
激濃ですごーく美味いです。









さて、地下鉄に乗って堺筋本町へ。
バブル期の大阪市の負の遺産の一つっぽいマイドーム大阪なる場所へ到着。
そこのギャラリーで開催されている『TAKEO PAPER SHOW』へとやって来ました。






このイベント、紙の総合商社(?)竹尾が年に2回ほど開催しているもので
各製紙メーカーがアーティストや企業なんかとタイアップした
様々な紙製品の見本市のようなもの。
わりと閑散とした風景を想像していたのだが実際は真逆。
えらいたくさんの人・人・人で賑わっていた。
当然、業者さんも多数なのだが、一番目についたのは学生の姿。
アート系と思しき学生さんがわんさかおりました。







えー、これ紙なん!?って変り種から
物凄く高級感のあるリッチなものまで
会場内のブースには気合の入ったデザインの紙々がわんさか。
写真上のはチェス盤やその駒をイメージして作られたもの。
すごくキレイでした。

他にもStorm ThorgersonデザインのLPジャケを
微細な凹凸のある紙に転写してバッヂ化したものや
アオリ手法で有名な写真家/本城直季氏の作品を
伸縮性のある紙を使った容器の中に封入したものなど、
ホントに色々なデザインの作品(商品?)がありました。

商品のパッケージや顧客宛のDM、はたまた商品を入れる紙袋など
そのデザインや見目っちゅうのはホントに重要だなぁと
そんな当たり前のことを改めて肌身に感じた瞬間でした。
実際面でいったら、コスト面で折り合いつけるのが難しそうですが。。
部外者としては見ていて非常に楽しかったです。









さて、その後歩いて難波に行って
しばし足が遠のいていたセレクトショップへ寄り、
Seesawというドメスティックブランドで
9人のアーティストとコラボしたデザインのものが並んでいました。
パッと見て全体のバランスが気に入ったものを購入。
さとうかよ氏というデザイナーさんが手掛けたもので
『小麦育ちのアメリカ生まれ』という
よく分からんタイトルが付いておりました。




シルエットは細身。
丈は気持ち長め。
キレイなクリーム色に黒の線でデザインが。





タグの付き方や襟のラインの金糸刺繍など
なんとも小憎いデザイン。
こういうのは凄く好きです。
で、背中の肩甲骨辺りにポツンと刺繍ロゴが。
なんでもラモーンズに関するロゴらしいんですが
何のこっちゃ知らん私には、
どう見ても蝿にしか見えません。
しかしこのデザインは◎でございます。
ちょっと高くて迷ったんですが、結局買ってしまいました。。





で、その足で新歌舞伎座裏の蕎麦処『源氏』へ。
蕎麦豆腐と出汁巻き、やまかけ蕎麦なんかを食べ
焼酎の蕎麦湯割りなんかを飲んじゃったりして
良い気持ちで帰ってきたのでした。
オシマイ。
| かっつん | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Miotte by Ruiz@同志社大学寒梅館クローバーシアター

2001年 16mm 78min
監督:ラウル・ルイス/出演:ジャン・ミオット

【introduction】
撮影期間が短すぎることで有名なラウル・ルイスが、抽象画家ジャン・ミオッテを3年間追って撮影したドキュメンタリー。ニューヨークやハンブルグ、南フランスのアトリエで、ルイスのキャメラはガラスに画布にと描き続けるミオッテの作業をひたすら撮り続ける・・・



ドキュメンタリー映画を観るのはたぶんかなり久しぶり。感じたことをいくつかの項目に分けて書いてみる。まずは作品全体から感じたこと。イントロにも書いたが、この作品はフランス人アーティスト/ジャン・ミオッテの絵画創出作業をひたすらに追ったものである。ミオッテの作風スタイルは、真っ白なカンバスに正対し、手にした刷毛で赤、青、黄、黒といった様々なカラーを塗りつけ、こすり上げ、かき回し、円弧を描いては鋭角な直線を叩き込む、といった作業を何度も繰り返し、一つのオブジェクトを創出していくというもの。カメラはその作業を時に固定点から、またある時は共に動きながら拾い上げていく。集音マイクがミオッテに付き纏うかのように同動し、その作業における音さえも余さず拾い上げていく。カンバスにブラシが激突しその上を這い回る瞬間の生々しいサウンドは、荒々しく半ばエロテイックな感さえ覚えさせる。ステップを踏むミオッテのスニーカーが擦れる音、彼の息遣いがその現場の緊張感をこちら側へダイレクトに表出させていく。

息切れするまでに激しく、カンバスに接近しては距離を置き、再び挑みかかるその姿は、絵画というよりもフェンシングの試合かなにかを観ているかのような躍動感に溢れており、非常にスリリング。そして作業中にミオッテが発する呟きや呻きがまた何とも、、、字幕は英語だったので、全てを正確に読み取れてはいないのだが、カンバスに色を入れながらしきりに"違う、これは違う"、"くそ、全然ダメだ"、"あぁ何も見えなくなってきた"といった発言。クリアな視点を保つため、幾多もの時間と距離を挟みながら何度も中断を繰り返すミオッテ。始まりと終わりがあって無いような抽象画だが、「彼にとって」絵が「最良の瞬間を迎えた」と「思える」その時まで、作業は延々と続けられる。だから、彼がカンバスに向かい、そこへブラシを入れ、それが動き回る瞬間の緊張感には並々ならぬものが漂っている。そして同時に、観る人観る人によってその瞬間は異なるとは思うが、ただの色の混成でしかなかった集合体が、(それは繊細な時もありむちゃくちゃ大胆な時もあるのだが)たった一つの筆が入ることで、俄かに活き活きとして飛び出してくるように感じられる瞬間というのが、今作には何度か収められていたように思う。この瞬間のなんとも言えん昂揚感も併せて、かなりエキサイティングな作品であり非常に面白かった。







続いて、このジャン・ミオッテの絵画そのものについて思ったこと。もともと、私は写実的な絵が好きで、抽象画にはあまり何も感じることがなかった。それがここ2,3年の間にかなり好みが変わっており、最近はむしろ抽象画のほうが観ていて非常に面白い、というか昂奮することが多い。なんでだろう?と考えてみると、抽象画には観る側の自由度がとても高い、という当たり前の事実が浮かんでくる。そこに相対した時に何を見るか?そしてそこから何を感じるか?この辺の感覚が言ってしまえばこちらの勝手気ままに委ねられてしまう曖昧さがあるからこそ、たぶん観ていてすごく楽なんだと思う。で、このミオッテ氏の作品は上の写真のようなものなのだが、個人的にこの色の設置感覚はかなりストライクゾーン。組み合わせや配置がすごく好きな感じのものが多く、観ていてかなり興奮した。ポスターとかあるなら欲しくなるようなタイプの絵。あるんだろうか。






では最後に、本日のシアターについて。たぶん知ってる人は少ないと思うし、自分も全然知らんかったのだが、同志社大学がわりと最近に新設した寒梅館というそらぁキレイなキャンバスに常設された映画用施設なのです。さすが私学。色々とマニアックな作品を上映しているようで、しかも基本的にタダで誰でも観れる、らしい。本日の上映はDVDを使ってのものだったんだけど、途中で機材トラブルのため3回も中断してしまい、この辺でせっかくの雰囲気が壊れてしまったのが残念といえば残念だった。タダだから別にいいんだけど。また何か面白そうな作品をやっていれば、観にいってみたい場所です。
| かっつん | 21:07 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
早起きは三文の得と言いますが、確かに早朝にしか撮れないような美麗な風景というものは存在し、本当はまだまだ寝ていたい休日の朝に起き出して外出しただけのことはあるなぁと個人的にはなかなかに満足のすることの出来た写真達
朝の河川敷の写り込みシリーズ
フィルムは全てコダックのULTRACOLOR400








butterfly



















反転橋










































バルタン



















Freshwater bone-fish


















Riversing River
















Morning Road














| かっつん | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ふぅ
先日から急にメールの送信が出来なくなったりホームページのファイル転送が出来なくなったりして実はパソコンにむちゃくちゃ弱い自分はひとたびこのような事態に見舞われるとどうしていいものやらただただ途方にくれるばかりという有り様を呈しそれでも放っておいても誰が助けてくれるわけでもないので萎えそうになる気力をふりしぼりふりしぼりしつつ検索サイトをフルに活用しつつ「サーバー 転送 エラー」「メール 送信 サーバー エラー」「助けて ホームぺージの 転送 失敗する」など思いつくだけのキーワードを掛け合わせて入力し弾き出されたるお助けサイトに眼を通し眼を通し色々と改善策を試みてみるもぐわぁやっぱりエラーと出るちくしょうこのくされパソコンめ大人しくいうとおりにならんのであれば近々引っ越す際に持って行ってやらないぞなどと他にあたる対象も居ないので無意味とは知りつつもこの四角いツラをした無機物に憤りつつそれでもやっぱり誰が助けてくれるわけでもないので再び別の方法でトライしてみたりしていた。その結果無事にそのエラーは改善されメールも送信できるようになったしホームページも更新出来るようになったわけです。やれば出来るじゃないか自分。しかしその原因というのがなんともお粗末なもので最近いつのまにやらインストールされていたセキュリティソフトがかかるワタクシの外部アクセスをひそかに遮断してやがったのである!そもそもこのセキュリティソフト、自分があずかり知らぬ間にいつの頃からか右下のタスクバーにちょこざいにも顔を覗かせるようになっていたので自分はなにくそこんなの要らぬわとばかりに速攻で葬りさり画面上にも現れてこなくなっていたのですっかり消滅したものと思い込んでいたのだが実はこのしたたかな守衛はそうして姿を隠すことでわたしのような抹殺者を欺くというしたたかさを併せ持ったなんとも性質の悪い輩であったのだ。そうコイツは消えてなどいなかった。むしろその見えざるところにて日々その影響力が及ぶ範囲をジワジワと広げておったのだ。そしてここ何日か前についにその魔手は私のPCの外部アクセス権というところにまで及ぶことになり上記のように私をキリキリと悶絶せしめ貴重な時間を奪い取りそして陰からそれをコッソリと見つめてはクフクフとほくそ笑んでいたのだ。あぁあなんという小癪なクソソフトであろうか。しかし奴の命運も今宵ついに途絶えた。プログラムの完全抹消というその存在を遺伝子レベルから滅却する掃討作戦によりこの小賢しい悪魔の存在は完全に、そう完全にこの四角い箱のから抹消せしめられた。万々歳マイ清々しきPCライフ。
| かっつん | 21:24 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
記録的記載
GW最終日は雨。
思わず引きこもりたくなるようなザザ降り。
ですが京都へ。



烏丸にある『文椿ビルヂング』という建物へ。大正9年建築の洋館をリノベしてカフェに雑貨屋、美容室なんかを入れた、少しく前から流行りの、いかにも京都らしい(他意は有りません)スポット。先月フラリと立ち寄った際に、中での展示(山下ジュンコさんという方の絵画がたくさん掛けられていた。これがなかなかかっちょ良かった。ちなみにこの展示は今日まで。)を見たのだが、今日はこのビルの1階に入っている『TRACTION』という絵本カフェでまったりすることに。


高めの天井の店内は、各席がかなりゆったりとしたスペースで配置されており、国内外の絵本や雑誌もたくさん置かれている。ものすごーく開放的な、めいめいに好きなことが出来るような、どうぞご自由に的に放っといてもらえる感がかなり良い。




それぞれ、ベリーのチーズケーキとガトーショコラにカフェオレを注文し、店内にある絵本を読んだり持ってきた文庫本を読み進めたりしつつで、2時間半ほどのんびりしていた。しかし絵本ってたまにしか見ないけど面白いなー。決して一筋縄ではいかないというか、表層上の単純な展開とは裏腹な、ものすごくネジクレまくった世界観を感じます。そんなこんなで何時までも降り続く雨をよそに、長々と居座ったのでした。


帰りはネパール料理店『ヤク&イエティ』に行くものの貸切パーティーのため撃沈し、そのまま電気街のほうにあるわりと安価なインド料理店(名前失念)で晩ごはんを食べ、これが意外にアジのある味で当たりだわとちょっと嬉しくなったりしつつ、帰ったのでした。まだ雨降ってるよー。
| かっつん | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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