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BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB@梅田Shangri-La

今さらながらのライブレポ。前回の来日が2013年11月なので、何気に5年半の歳月が流れていたBRMCの来日公演。感覚的には3年おきぐらいにコンスタントに観ている気がしていたので、ちょっと驚きな月日の流れではある。そして今回のハコは珍しく大阪梅田のシャングリラ。00年代にロッキンオン誌を飾っていた主要バンドの一つなのに、こんな小さなハコで演るのか・・・と意外な気持ち。開演少し前に開場へ入ると、キャパ300人ほどの小さなフロアはさすがに結構な人密度。それでも左前方4列目あたりまでいくと、隣の人とはギリギリ接触しない程度のスペースはあって、ギュウギュウ詰めな入りではなかったり。

 

最近のキッチリ始まりキッチリ終わる感が強いライブハウス事情からすると珍しく、定刻を15分~20分ほど押してステージが暗転。3人のメンバーが登場した。オープニングは直近作"Wrong Creatures"から"Little Thing Gone Wild"だったんだけども、歪んだギターが空間を削り、漆黒のベースラインが地を揺らす中を「Lord don't let me down〜」のヴォーカルが乗った瞬間、その分厚いグルーヴに興奮が一気に吹き上がる。もうね、かっこよすぎるよこれは。スタジオ音源とは全くベツモノな、生々しく強烈で野太く色香漂う轟音の咆哮。前回来日時にはどうしてもその単調さが気になってしまった女性ドラマー/Leahのリズムセクションについても、今回は3ピースでの音圧/バランスがかなりピタっとハマっていて悪くない。


しかし正直に言って申し訳ないけど、サウンドにおいてもそのヴィジュアル面にしても、このバンドにおいてドラムスはもう付け合せでしかないのかも(大病に打ち勝ち戻ってきた彼女は、もちろんバンドのメンバーにとって本当に大切な存在なのだということは分かっているけど)。。デビュー時からステージ上の佇まいが驚異的なまでに変わっていないように見えるRobertと、かたや日焼けした肌にシルバーヘアーがもはやジョージ・クルーニーばりのダンディズムを感じさせるPeter Hayesのダブル・フロントは、ひたすらガン見していても飽きることのないカッコ良さ。これまで7枚のスタジオアルバムをリリースしている彼らだけども、だからステージにおいてその中から次々に繰り出されるナンバーは、そのどれもが強烈なフック、インパクト、破壊力をもって鳴り響き、ぶちアガったテンションがもう下がる暇がない。特に今回はこのセットリストのバランスがこれまでと比べても特に素晴らしく、サイケデリックでパンキッシュで神々しく暴力的な情感を孕んだグルーヴが止むことなく空間を揺らし続けていた。

 


このバンドに関して「歌が上手い」という形容をするのは何だか意外な気もするけど、中盤でPeteとRobれぞれがアコースティックギターを抱えてブルージーなソロを紡いだ"Devil's Waiting"、"Echo"あたりでは、そのヴォーカルの訴求力の高さに「オォォ、、、」と静かに興奮。特に新譜を聴いた際にはその泣きのギターソロが良い意味で演歌みたいやと思った"Echo"での2人のコーラスはちょっと、ナニコレというぐらいに魂を揺さぶられた。


そして終盤にかけては、ジョン・レノン"I Don't Want to Be a Soldier"へと繋げてみせた"White Palms"の爆裂を筆頭に、彼らの1stアルバムからのナンバーを連発。個人的には"Awake"の壮大なリフレインで、この日何度目かの昇天。所々ではあまりのデカさに歪み割れて鳴り渡る轟音は、明らかに序盤よりもその爆音の度合いを増している。そしてやっぱり、ラストは必殺のキラーチューン"punk song"!!!イントロから大歓声が巻き起こりベースのリードから「1234」の掛け声と共にフロアは沸騰。隣で踊っていた奥さんも前方のクラウドへ突入。モッシュモッシュモッシュな感じでこの日一番の盛り上がりをもってライブ終了。これまで、3時間ほどのライブ時間がわりと当たり前だったBRMCだけど、今回はアンコール無しでスパっと終了。事前にそれは分かっていたのでちょっと物足りなさを感じるかな?と思ってたけど、実際、今日のライブはアタマからオシリまで隙間のない激濃密で食い応えのバランスも抜群な仕様で大満足であった。惜しむらくは、自分らは終わってすぐに会場を後にしたんだけど、実はその後でRobertがライブハウス前に出てきてアコギの弾き語りをやってくれたというお話。最後は同行スタッフに「ロブ、(飛行機の時間だ)帰ろう!」と言って打ち切られたという面白エピソード付。観られた人はラッキーだったね。まぁほんと、こんな小さなハコで観られることが信じられないぐらいに最高なロックバンド。またアルバム出したら来日してくださいますように!

 

2019/05/01@梅田Shangri-La
Little Thing Gone Wild
King of Bones
Beat the Devil's Tattoo
Ain't No Easy Way
Berlin
Conscience Killer
Teenage Disease
Stop
666 Conducer
Haunt
Devil's Waiting (acoustic )
Echo (acoustic)
Shuffle Your Feet
In Like the Rose
White Palms〜I Don't Want to Be a Soldier
Red Eyes and Tears
Awake
pread Your Love
Whatever Happened to My Rock 'n' Roll (Punk Song)

| かっつん | 20:49 | comments(0) | - | pookmark |
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