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【レース】第67回別府大分毎日マラソン

寒さにばかり気がいってしまい、今年は上空を旋回する報道ヘリの音に意識がいかなかった。スタート10秒前のアナウンスが流れると、周囲から自然と「しゃす」「よろしくお願いしますッ!」という声が湧きあがる。この全員で「いくぞ!」という感覚は別大ならでは。自分の中でも一気にボルテージが上がる。正午、号砲。ズダダダダダッとその足音を轟音のように響かせながら、集団が一気に動き出した。

 

〜5 20分13秒 781位
スタートロスは12秒。天候コンディションの関係から、45分切りや自己ベストの更新はスタート時点から諦めていた。序盤は抑え気味に、周囲の流れに合わせる。第一折り返し点の10劼泙任聾かい風のはずだけど、集団の中にいるおかげか思っていたほどそれを感じない。寒さに関しても、陽が射すと「少し暑い」と感じるぐらいで、ひょっとしてウェアの選択を誤ったかな?と若干不安になりながら走っていた。


~10 20分04秒 751位
自分よりゼッケンNo.が後ろのランナーを含め、序盤は抜かされるほうが多い展開。ただこれは毎年のことだし、今年は記録を狙って突っ込む意識もないため特に焦りはない。6卉賄世虜能蕕竜訖紊魯僖后ハイライトは何もなく、ただこんなに寒いのにたくさんの方が沿道から声援を送ってくれていることに驚きと感謝を覚えながら走っていた。大阪マラソンの時もそうだったけど、takumi sen boostは5kmを過ぎたあたりから足裏の前部に着地衝撃から来るような痛みが発生するのだが、走りに影響が出るほどではないので深刻には捉えない。


~15 19分49秒 727位
折り返し点を過ぎると追い風基調に変わった。足裏の痛みもいつの間にか気づかない程度になっていた。ここまでは寒さや風のことばかり気にして意識が向かっていなかったフォームをチェック。腕を高めの位置に、中足部での接地を意識する。この辺りから安定してキロ4アンダーのラップが出始めるが、それに対して特にどうこう考える余裕はない。ただひたすら、少しでも効率良く足を前に進める。最初のポイントを除いて、2.5劼きに設定された給水所では欠かさず水分を補給する。昨年の別大では終盤で少し脱水気味になっていたようだったので、今年はコップをとって一口、ではなく一口半から二口分は飲むように心がけた。14km地点では「もう3分の1も走った」と考えるようにして、気持ちを盛り立てる。


~20 19分51秒 703位
この辺りから周囲のランナーと足並みが揃い始める感じで、かなり走りやすくなる。前を走るランナーの発汗具合や、足運びのスムーズさを見るだけの余裕も出てきた。大阪マラソンで良い走りが出来ていた時間の感覚を思い出すようにして、腰高で接地は中足部、をひたすら意識する。追い風基調だったことも大きいんだろうけど、この辺りでは常になくランニングエコノミーの高い走りが出来ている実感があった。18匆瓩で最初のジェルを補給。スタート地点のうみたまご前まで帰ってくると、まずは最初の一山を越えたなという気分になる。


~25 19分44秒 659位
別大名物の国道バンクが続く区間。ただ、昨年や一昨年と比べるとそこまでウネっている実感がないまま比較的淡々と走っていた。ハーフ通過時点で手元のタイムを確認すると1時間24分19秒。大阪マラソンの時とほぼ同じぐらいか?と思いながら少しだけサブ50を意識する気持ちが生まれた。このあたりでMAGMAを摂取。脚のほうはまだスムーズに動いているが、どこでいきなりの「終局」が来るかという一抹の不安を抱えたまま、少しでもその瞬間が先になることを祈るような気持ちで距離を刻む。同じようなペースで走れる集団がなかなか見つけられず、基本的に単独で走る時間が多かった。


~30 19分50秒 582位
昨年は次第に疲れが現れ始め、そこから一気に失速した区間。28kmあたりだったか、軽い左折ポイントがあったあたりで強烈な向かい風。まだ足に余裕はあったのでそれなりに乗り切った〜と思ったけど、ここのLAPは4:09/kmと一気に13秒ほど落ちていて思わずガーミンを二度見。橋のアップダウンも現れ始め、1劼急に長く感じられる。とにかくも30劼泙任魯ロ4アンダーをキープしたい、とそればかり考えながら走っていた。27劼△燭蠅2本目のジェルを摂取。


~35km 19分38秒 503位
30卍眠瓩麓蠍気了計で1時間59分33秒。サブ50までは27秒の貯金がある計算。ここから先は、キロ4アンダーを刻めるLAPが1km増えるごとに「貯金」が増える感覚になる。足の疲労は確実に増えつつあるけど、周りにそれよりも落ちているランナーが多く、ごぼう抜きとまではいかないものの順位がどんどん上がっていくためメンタル的には悪くなかった。31km前後でなぜかニコニコしていた自分を覚えているが、滅多にないランナーズハイに近い状態になっていたのかもしれない。振り返ってみれば、今回のレースで5劼虜蚤ラップを刻んでいたのもこの区間だった。35km手前まで4分カットのラップが続き、やにわに「自己ベストの更新」も皮算用し始めたんだけど、、、


~40 20分53秒 441位
35km地点で折り返した途端、猛烈な向かい風を喰らう。なんだこれは。。思わず誰かの後ろに隠れたくなるが、周りもボロボロとペースダウンするランナーが大多数。1劼離薀奪廚楼豕い15秒近く落ち、先ほどの皮算用もむなしく吹き飛んでいく。給水を取り、中身を少し捨てようとするのだが、その水が後方のランナーに飛沫となって降りかかりそうで躊躇うほどの強風。フォームを考える余裕などまるでなく、どこかでこの向かい風が終わってくれることを祈りながら長い長い1劼鮃錣鵑任い。時おりのコーナーでこの風が収まることを願うのだが、なぜかずっと向かい風。ひたすらに風との戦いが続く。でもあとたったの7劼澄△い弔皀献腑阿靴討い訐遽茲い離魁璽垢里△修海らあそこまでだと脳内で呟きながら前へ。自分もボロボロだが、周りはもっとボロボロのランナーが多く、順位はどんどん上がっていくので気持ちの面では助けられた。


~finish 9分00秒 421位
ここまで来ればもうゴールは間近。残り2kmの地点で手元のタイムを確認し、サブ50は確信する。と同時にPB更新は無理だということも。自分のすぐ後ろに女性ランナーがいるようで、その方に向かって沿道からひっきりなしに声援が飛んでいた。気力を振り絞ればまだペースは上げられたはずだけど、いったんサブ50でいいやと思ってしまったメンタルではもう上げられず、ゴールの競技場が見えてきたあたりからようやくラストスパートを始める。初めてサブ50を達成した大阪マラソンではこのゴールの瞬間に熱いモノが込みあがってきたけど、今回は淡々としたゴール。それでもやっぱり、この特別な舞台でそれなりに走れた満足感みたいな感情は確実にあった。

 

記録:2時間49分14秒(グロス)

 

とりあえずあとちょっとだけ続きます。

| かっつん | 21:26 | comments(2) | - | pookmark |
Comment
かっつんさん、文章にも余裕が感じられますね。すごいっす、お疲れさまでした。
Posted by: ouaga2015 |at: 2018/02/10 2:36 PM
ありがとうございます!昨年に続いて思い切って勝負にいけなかった別大でした。レースに出るたび、自分はハートが弱いなぁと実感します( ;∀;)
Posted by: かっつん |at: 2018/02/10 9:59 PM








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