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さようならiPod shuffle

先日のランで大汗をかいて水没故障させてしまったiPod Shuffle(4th)。また、買い換えかーと思って見ていたら、先月末でAppleが販売終了を決めていたという話を知った。iPod Shuffleとの出会いは初代が出た2005年に遡る。その頃はまだランニングはしていなかったんだけど、ちょうど板ガムを数枚重ねた程度のボリュームの躯体に、たしか512MB分の音楽データを入れて、今からしてみれば信じられないぐらい飾りっ気のない白いナイロンストラップで首からかけてどこにでも持ち歩いていた。それまでの携帯型音楽プレーヤーといえばもっぱらSONYのMDウォークマンを使っていたような時代で(もちろん進んでいる人はシャッフルではないiPodを使っていたんだど)、そこに登場したこの限りなくシンプルで、小さく軽く、必要最低限にして十分な機能を携えた安価なshuffleの登場は、そう浅くはない自分の音楽生活にかなりのインパクトをもって入り込んできた。先のストラップが黄ばんでくるぐらいにいつも携帯しヘヴィユースしていた初代shuffleは、そのシンプルさゆえに壊れることもなく、その間にAppleからは第2、第3世代のシャッフルが発売され、そして2007年に発売された第4世代のシャッフルこそが、携帯型音楽プレーヤーの一つの到達点とも言えそうな魅力をもったアイテムだった。


この上なくシンプルで小さなその躯体には、音楽を携帯して持ち歩く中で、こうだったらいいなと漠然と感じていた要素がそのシンプルさゆえに過不足なく実現されていて、これは本当に凄い製品だと興奮したのを覚えている。そこには、昨今のように処理速度や容量といったスペック上の数値で競い合うのとは全く別のベクトルを持った、革命的なアイデアの力が在ったと思う。自分の中ではこの、第4世代のshuffleを超えるようなApple製品はこれまで出てきていないし、きっとこれから先も出てこないだろうなと感じている。4度目か5度目の買い換えで、そしてもしかしたらこれが最後のパートナーになるかもしれない新しいiPod shuffleを手元に見ながら、そんな昔日の記憶を思い返していた。

| かっつん | 21:08 | comments(0) | - | pookmark |
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