1月4日金曜日。年末年始の休暇が終わっていきなり今朝は気持ちで負けてランオフに。昨年も一昨年も、この時期が一番起きるのが辛い。。
晩ごはんは実家から持って帰らせてもらったおせち。何年かぶりにお茶漬け食べたな。。
さておき、年始の箱根マラソン前後から、YahooのトップにまでもNIKEの「厚底シューズ」に関する話題が掲載されるような状況。もはやランニングをしない一般層からしてみれば、ヴェイパーフライというのは「脚に羽根が生えたように」「履けば誰でも速く走ることが出来る」「魔法のシューズ」みたいに認識されているのでは。。
そんな表層的でいい加減な釣り記事に接した人たちの反応としては概ね2つのパターンに分けることができて、一つは「そんなに凄い靴なのか。自分も履いてみたいな」というものと「そんな靴を履いて走るなんてイカサマだ。反則だ。規制されるべきだ」というもの。前者についても、ジョークだとは思うけど「犬の散歩用に欲しい」とか言ってる人がいて脱力するけど、見ていて不快なのは後者みたいなコメント。己がそんな努力をしたことなどないから想像も出来ないのだろう無知ゆえの発言とは言え、それこそ1秒を削り出すために日々凄まじい努力を重ねている選手に対して貴様はよくもまぁそんなことが言えるなと。なんも考えてないからこそそんな言葉が出てくるんだろうけど。あとはすぐに競泳水着のレーザーレーサーを持ち出して規制規制いう人もいるけど、メーカーが既存のルールの枠内で巨額の投資と莫大な時間をかけて研究開発した商品を、それこそ「速すぎるから」って理由で規制するとか意味がわからん。ヴェイパーフライ4%に付された「4%」という数字はランニング効率を4%向上させるという意味。あくまでも動力は人間の、己自身の肉体。電動アシスト自転車じゃないんだから、何もないところから何かを生み出す魔法のアイテムではない。しかしナイキのプロモーション戦略はかなり有効に働いていて、上記のようなネタでこのシューズの存在を知った人たちからしてみれば「ヴェイパーフライって靴がなんか凄いみたい」「でも値段見たらめっちゃ高いぞこれ。しかも全然売ってないし」「でもそれを"一般向け"にしたズームフライってモデルがあるらしい」「こっちなら値段も少し安いから買ってみるか」という方向にうまいこと持っていってるなーと思う。とまぁそんなことを書いてきてどう締めくくろうかと思うが、いい加減この靴を本当に必要とするランナーが普通に手に入れることが出来るようにしてくださいナイキさん。
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