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BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB@梅田Shangri-La

今さらながらのライブレポ。前回の来日が2013年11月なので、何気に5年半の歳月が流れていたBRMCの来日公演。感覚的には3年おきぐらいにコンスタントに観ている気がしていたので、ちょっと驚きな月日の流れではある。そして今回のハコは珍しく大阪梅田のシャングリラ。00年代にロッキンオン誌を飾っていた主要バンドの一つなのに、こんな小さなハコで演るのか・・・と意外な気持ち。開演少し前に開場へ入ると、キャパ300人ほどの小さなフロアはさすがに結構な人密度。それでも左前方4列目あたりまでいくと、隣の人とはギリギリ接触しない程度のスペースはあって、ギュウギュウ詰めな入りではなかったり。

 

最近のキッチリ始まりキッチリ終わる感が強いライブハウス事情からすると珍しく、定刻を15分~20分ほど押してステージが暗転。3人のメンバーが登場した。オープニングは直近作"Wrong Creatures"から"Little Thing Gone Wild"だったんだけども、歪んだギターが空間を削り、漆黒のベースラインが地を揺らす中を「Lord don't let me down〜」のヴォーカルが乗った瞬間、その分厚いグルーヴに興奮が一気に吹き上がる。もうね、かっこよすぎるよこれは。スタジオ音源とは全くベツモノな、生々しく強烈で野太く色香漂う轟音の咆哮。前回来日時にはどうしてもその単調さが気になってしまった女性ドラマー/Leahのリズムセクションについても、今回は3ピースでの音圧/バランスがかなりピタっとハマっていて悪くない。


しかし正直に言って申し訳ないけど、サウンドにおいてもそのヴィジュアル面にしても、このバンドにおいてドラムスはもう付け合せでしかないのかも(大病に打ち勝ち戻ってきた彼女は、もちろんバンドのメンバーにとって本当に大切な存在なのだということは分かっているけど)。。デビュー時からステージ上の佇まいが驚異的なまでに変わっていないように見えるRobertと、かたや日焼けした肌にシルバーヘアーがもはやジョージ・クルーニーばりのダンディズムを感じさせるPeter Hayesのダブル・フロントは、ひたすらガン見していても飽きることのないカッコ良さ。これまで7枚のスタジオアルバムをリリースしている彼らだけども、だからステージにおいてその中から次々に繰り出されるナンバーは、そのどれもが強烈なフック、インパクト、破壊力をもって鳴り響き、ぶちアガったテンションがもう下がる暇がない。特に今回はこのセットリストのバランスがこれまでと比べても特に素晴らしく、サイケデリックでパンキッシュで神々しく暴力的な情感を孕んだグルーヴが止むことなく空間を揺らし続けていた。

 


このバンドに関して「歌が上手い」という形容をするのは何だか意外な気もするけど、中盤でPeteとRobれぞれがアコースティックギターを抱えてブルージーなソロを紡いだ"Devil's Waiting"、"Echo"あたりでは、そのヴォーカルの訴求力の高さに「オォォ、、、」と静かに興奮。特に新譜を聴いた際にはその泣きのギターソロが良い意味で演歌みたいやと思った"Echo"での2人のコーラスはちょっと、ナニコレというぐらいに魂を揺さぶられた。


そして終盤にかけては、ジョン・レノン"I Don't Want to Be a Soldier"へと繋げてみせた"White Palms"の爆裂を筆頭に、彼らの1stアルバムからのナンバーを連発。個人的には"Awake"の壮大なリフレインで、この日何度目かの昇天。所々ではあまりのデカさに歪み割れて鳴り渡る轟音は、明らかに序盤よりもその爆音の度合いを増している。そしてやっぱり、ラストは必殺のキラーチューン"punk song"!!!イントロから大歓声が巻き起こりベースのリードから「1234」の掛け声と共にフロアは沸騰。隣で踊っていた奥さんも前方のクラウドへ突入。モッシュモッシュモッシュな感じでこの日一番の盛り上がりをもってライブ終了。これまで、3時間ほどのライブ時間がわりと当たり前だったBRMCだけど、今回はアンコール無しでスパっと終了。事前にそれは分かっていたのでちょっと物足りなさを感じるかな?と思ってたけど、実際、今日のライブはアタマからオシリまで隙間のない激濃密で食い応えのバランスも抜群な仕様で大満足であった。惜しむらくは、自分らは終わってすぐに会場を後にしたんだけど、実はその後でRobertがライブハウス前に出てきてアコギの弾き語りをやってくれたというお話。最後は同行スタッフに「ロブ、(飛行機の時間だ)帰ろう!」と言って打ち切られたという面白エピソード付。観られた人はラッキーだったね。まぁほんと、こんな小さなハコで観られることが信じられないぐらいに最高なロックバンド。またアルバム出したら来日してくださいますように!

 

2019/05/01@梅田Shangri-La
Little Thing Gone Wild
King of Bones
Beat the Devil's Tattoo
Ain't No Easy Way
Berlin
Conscience Killer
Teenage Disease
Stop
666 Conducer
Haunt
Devil's Waiting (acoustic )
Echo (acoustic)
Shuffle Your Feet
In Like the Rose
White Palms〜I Don't Want to Be a Soldier
Red Eyes and Tears
Awake
pread Your Love
Whatever Happened to My Rock 'n' Roll (Punk Song)

| かっつん | 20:49 | comments(0) | - | pookmark |
EXPLOSIONS IN THE SKY


5月13日月曜日。今晩はライブに行くため、朝のうちに走っておこうとジョグへ。しかし昨日以上にまったくスピードが上がらず10km弱をave.4:44/kmというのろまなスピードで終了。

 

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午後から休暇をとって、三宮でいくつか買い物をするなどして帰宅。今晩は2017年2月に次いで来日する大好きなバンド、EITSのライブが梅田クアトロで行われる。18時前に家を出て、梅田で軽く腹ごしらえをしてから19時半の開演を少し前に会場へ。

 

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前日に発券したチケットがまだ180番台だったとおり、3列目あたりまで余裕で進める客入りだった。とは言え、15年前の初来日(当時の心斎橋クラブクワトロ)時と比べれば、そのキャリアの長さに比例してここ日本での知名度・そしてファンの数も大きく増えたように思う。そう、今回のライブはバンドの20th anniversary公演でもある。前日に東京で開催された音楽イベント『After Hours』への出演にあわせ、ここ日本ではこの大阪のみで単独公演が開催。

 

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定刻を少し回ったあたりで、ステージ上へふらりとMunafが現れたのに従って暗転。サポートを含むメンバー5人が並び、オープニングは"yasmin the light"。あまりにも温かく優しいイントロのギターとリズムの拍動だけで感極まってしまうのだが、一拍ののちに吹き荒れるブリザードのような爆音に、日常の澱が全て吹き飛ばされ洗い流されるような気持ち良さを感じる。初来日時のレポで「口を空けると身体の中に音が飛び込んでくるような」と書くほどに衝撃を受けた轟音も、かなり落ち着きを増した綺麗なバランスで鳴っている。そこから彼らの楽曲の中では最も劇的とも言える"The Birth And Death Of The Day"へと続くアッパーな流れは前回の来日時と同様。人間とは贅沢な生き物というべきか、13年4ヶ月ぶりに再見した前回のライブと比べると、わずか2年と少しで再来日を果たしてくれた今回のライブでは、比べると自身のテンションの上がり具合が違うのは正直なところ。MCを一切挟まず美しい轟音の物語を紡いでいくステージ上のメンバーの真摯な姿勢は初めて観た時から少しも変わらず、とりわけ2nd"Those Who〜、3rd"The Earth〜"からの楽曲が展開する静と動/明と暗のコントラストは、およそ「個」という枠組みを遥かに超えたもっと大きな「生」の鳴動を体感しているような超越的な昂揚を感じる。


そんなことをあらためて思いながら、しかし前回ほどの興奮には至らず、わりと冷静なままに(時折激しくヘドバンしつつ)、あっという間にラストの"The only moment we were alone"の静かに拍動するイントロが流れ出していた。オーディエンスの足踏みと共に地響きの如く轟き、空間を吹き荒れ圧倒的な音圧で埋め尽くす轟音。熱狂的な歓声の残響と共に全てが一気に収斂してライブは締めくくられた。終演時刻は21時10分。そこから尋常ならざるな早歩きで電車に飛び乗り、21時50分には帰宅していた。

 

EXPLOSIONS IN THE SKY@梅田CLUB QUATTRO 2019/05/13 

Yasmin the Light
The Birth and Death of the Day
Logic of a Dream
Greet Death
Wilderness
Catastrophe and the Cure
Your Hand in Mine
With Tired Eyes, Tired Minds, Tired Souls, We Slept
Colors in Space
Disintegration Anxiety
The Only Moment We Were Alone

 

 


5月14日火曜日。昨晩のライブでかなりアタマを打ち振った関係もあって、首周りが痛い。疲労は通常程度だったけど、サボり欲に負けて二度寝してしまったため朝ランは無し。

 

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始業からやたらと忙しなく時間が過ぎていき、しかし今日は残業したくなかったので無理やり切り上げて帰宅。30分だけローラーを回して晩ゴハンはパスタ。

 


5月15日水曜日。昨日サボってしまったので、今日はちゃんと予定をこなすべく5時起床で坂道走へ。シューズは昨年夏以来履く機会のなかったClifton4で。住吉川沿いの南端から入って、2.5kmほど登ってから渦ヶ森の登坂へ。今朝は北東からの風が強く、上り区間がほとんど向かい風になる坂道走には辛い展開。例によって早朝からそこまで追い込めるメンタルがないため、キツすぎずユルすぎずといったペースで。それでもラスト1kmほどの区間ではゼーハーするのを抑えられないところまで負荷が上がるのがこのコースの常ではある。昨日サボったから、、、と自分に罰を科すつもりで短めの上り返しをプラス。トータル15kmの計算だったけど、終わってみれば16.1kmで獲得標高は400mほど。

 

毎度ほんとに不思議なんだけど、週末のロング走で平地を20kmほど走ってから登る渦ヶ森のほうが、今朝のように早朝に単独で登るそれよりもタイムが良いという謎。ラップにして5~15秒/kmも違うのだが・・・体感的にはロング走で登っている時なんてほとんど歩いてるかのようなヘロヘロ具合なのだが、それだけ朝起きてすぐの状態では身体が動いていないということなのかしらん。

 

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やらねばならんことを先延ばしにしているだけのような気もしつつ、いつもよりは比較的落ち着いた感じで仕事を終わらせて帰宅してローラー30min。今年はジロの放送時間がこれまでの年と比べて倍近くになっており、実況解説陣にとっては大変だろうけど、観ているほうとしては序盤の駆け引きなども含めて生で観ることが出来るので嬉しい。晩ゴハンは鶏もも肉の黒酢照り煮など。

| かっつん | 20:53 | comments(0) | - | pookmark |
GWの記録BRMC

5月1日水曜日。昨日よりかなりマシになったものの、明け方に胃部の不快感で目が覚める。頭の片隅で「割り切って一度しっかり休んだほうが%$%"#$%(以下略」。着替えてジョグへ。すっかり初夏の陽気で、長袖だと暑い。体感的には昨日と同じぐらいのキツさで、引き返し所を迷っている間に結局はトータル15km。ave.4:28/kmと少し回復気味だったのでホッとした。

 

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しかし食欲がなく、朝ごはんは食べられず。昼食は食べられるだけ食べようと、ピザを焼いた。マッシュルームとコーンのピザ。実家で母親から貰ったトリュフオイルを回し掛けて食べると美味しい。もう一枚はいつものように4種のチーズの盛り合わせ。

 

さておき、今晩は2013年11月以来、約5年半ぶりとなるBLACK REBEL MOTORCYCLE CLUBのライブがある。思えば00年代にロッキンオン誌上を賑わせていたバンドで現在も活動している人たちはかなり少なくなってしまった。THE COOPER TEMPLE CLAUSEとかTHE MUSICあたりは自分の青春の一頁に記される大好きなバンドだったな。そういう意味でこのBRMCは、そんな数少ない大好きなバンドの一つ。アルバムリリース毎にわりとこまめに来日してくれるバンドでもあり、2003年の心斎橋クラブクアトロでの公演からずっと、ジャパンツアーがあるたびに観に行ってる。午前中から過去のアルバムやライブ盤を引っ張り出してテンションを上げていく。一方でかなり不安定な己の腹具合を心配しつつ、夕方に家を出て会場の梅田シャングリラへ。

 

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シャングリラに来るのも何年ぶりだろうか、、、前日の横浜ベイホールのキャパ1100人というのもそもそもこのバンドにしては意外なぐらいに小さいけど、シャングリラのキャパはたったの400人。開演時間の15分ほど前に入ると既に入口付近まで人でいっぱい。左前方のほうへ移動して、待つことしばし。最近のライブにしては珍しく、15分ほどおしてからステージが暗転した。Robertは昔と比べれば少しムッチリしてはいるけど、流れた年月に比してあんまり変わってないなーといつも思う笑。対してPeter Hayesのほうは紙が真っ白で日焼けした肌に痩せた風貌がなんかジョージ・クルーニーのようなダンディズムを感じる笑。ライブのほうは、予想していたよりも遥かに良い内容で、終始興奮しまくり。詳しくは後日にしっかり書き記そうと思う。今日はもうしんどいので無理だ。

 

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聞けば終演後にRobertがライブハウス前に出てきて弾き語り(歩き語り)でパフォーマンスを見せてくれたとかで、それを見れた人たちはラッキーやったなーと思いつつ、自分らは阪急三番街にある「兎麦」で饂飩を食べて、帰ったのでした。ある一定のところまでお腹が空くと空腹感は出てくるんだけど、実際に食べ始めると膨満感や吐き気がしてきてあまり量が食べられない。残すのが嫌なので少し無理をして完食したところ、帰りの電車で嘔吐したらどうしよう、、、と心配になるぐらい気持ちが悪くなってしまった。大丈夫だったけど。

| かっつん | 23:20 | comments(0) | - | pookmark |
CLOUD NOTHINGS@梅田TRAD

3月13日水曜日。目覚ましが鳴る少し前に目が覚めた。が、なんかしらんが強烈な風が吹いていて、窓ガラスに雨が叩きつけられている。あっさりとトレオフに決めて二度寝。相変わらずメンタル弱すぎマン。

 

夕方からCloud Nothingsのライブに行くので、午後半休をとって帰宅。5分で着替えて昼食の前にランへ。早朝よりは身体が動くはず、、、なんだけど、走り出しの感覚はあまり良くなくて、全身がフワフワしていて呼吸も少し苦しい。西からの強風を浴びながら適当に切り上げて帰りたい欲求を感じつつ、決めたことをやる義務感だけでもって住吉川から渦ヶ森の登坂へ。ペースは遅めでも上るだけでOK、とか考えてたけど、結局は本格的な上り坂に入ると閾値前後まで心拍は上がってしまうのよね、、、顔を覆っているネックウォーマーをずりさげたい、今すぐずりさげたい、と思いながらしかしあと1km、あと1km先まで、、、と粘ってゼーハー喘ぎながらポクポクと上った。あ、今日のシューズはHOKAのClayton2にしたけど、さすがに使用距離が700kmを超えてクッション性能は相当に低くなっていた。先週の坂道走で履いたCLIFTON3と比べてClayton2は明らかに足首周りのプロテクト感が軽快で、そのため実重量以上に軽さを感じる。ただ村岡ダブルフルのような100km/2500mアップのコースになると、その重さのデメリットを差し引いてもまだCLIFTONのほうに分があるなーというのが実感。CLIFTONばりに脚へのダメージを抑えてくれて、かつ平地でもう少し軽やかに脚が運べるシューズをどこかリリースしてくれんだろうか。


心肺的には先週より少しキツい感じがあったけど、トータル14.73kmでave.4:16/km、平均心拍は152bpmと数値的にはほとんど同じだった。ただ、渦ヶ森の上り区間だけ見ると、先週が15:08/km(ave.5:12)だったのに対し、今日は15:24/km(ave.5:17/km)と少し遅め。走り終わった後の筋疲労は明らかに今日のほうが軽く、たぶん先週のような筋肉痛に見舞われることもなさそう。ただ、下りをガシガシ走った影響で、腰周りに少し張りと痛みが出ていた。

 

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帰宅してシャワーを浴びて遅めのランチ、を食べている間に地震があったようで後で聞くとわりと長めに揺れていたそうだけど、まったく気づかず。いつもなら震度1でも過敏に反応するのに今回はなぜ??

 

食べ終わったら急いで着替えて大阪へ。先に実家に寄って、先日買ったバウムクーヘンやコーヒー豆などを置き土産にして、美容室でカットしてもらい、18時過ぎからライブハウスへ向かう。なんかしらんがJRが一日中遅延やらなんやらで混乱していたので、阪急に乗って余分に時間と費用をかけて会場についたのは開演時刻の19時直前。ドリンク代が500円→600円に値上がりしていてなんかめんどくさいなと思いながらフロアへ入ると前座のLOSTAGEの演奏が始まったところ。


ミッドテンポの分厚いギターロックにどっしり熱いヴォーカルが乗る。たぶんスタジオ音源を聞いてもあまり記憶に残らなさそうな音楽だけど、ライブハウスの爆音として浴びせられるとやっぱりカッコイイなーと思う。ラストの1つ前に演った楽曲は、変拍子に攻撃的なギターリフとグルグルとしたグルーヴが渦巻く訴求力高い内容で、たぶんこういう表面的にガッと掴むインパクト高めなナンバーもやろうと思えばなんぼでも作れちゃうんだろうなーこの人たち、と思いながら頭を打ち振っていた。邦楽をまったく知らん自分でも名前を聞いたことがあるぐらい、結構キャリアも長くて人気のバンドだと思うんだけど、今日のハコにはファンが少なかったのか(全体的な客入りも控えめだったけど)、途中のMCなんか、これまであまり見たことがないレベルでシーンとした空気が漂っていてちょっと居たたまれない感じもしつつ、、、まあお前も今日初めて観たわけだからなんとも言えないねと思いながら30分で演奏終了。

 


ものの10分ほどで転換が終わり、20時にステージが暗転。数は少ないながらも熱いオーディエンスの歓声に迎えられてメンバーが登場。初っ端は新譜のオープニングトラックでもある"On An Adge"

 

前のめりに殺到するリズム、ギターが一気に弾け、フロントマン/Dylan Baldiの焦燥気味のシャウトが噛みつく。がなり立てられるマイナーリフの攻撃的なテンションが、終盤で一気にメロディの光を拡散させる一瞬にこのバンドの魅力が凝縮されて感じられボルテージが一気に跳ね上がる。バンドサウンドの核たるドラムスは、圧もテクも凄すぎて笑ってしまうレベル。立て続けに3分前後のナンバーを畳み掛ける爆音のハードコアだからこそ、時折広がるメロディの叙情的な蒼さが抜群に際立って響き、胸にグサリ突き刺さるんだね。新譜の中では異色な長尺のノイズプールを孕んだ"Disollution"はこのライブでも一つのハイライトになっていて、会場をどっぷり深みに沈ませるその轟音パートにうち揺れているうちに、時間感覚がうぎょーんと引き伸ばされるような異常に気持ちの良い深みにハメられていた。ほんと、激アツでアグレッシブなだけでなく、相当にイロイロなフックを散りばめてくる面白いバンドだ。ただ一つだけ難があったとすれば、ライブハウスの最大出力に近そうな爆音の中で、ステージ左手のギター&ベースの音圧が少しバランスを欠いて低めだったかなーと。音源だとパンキッシュでハードコアな轟音の中でキラリとメロディを光らせるそれがちょっと埋もれ気味で聴こえ難かったのが残念。あっという間のようであり、とても濃密な時間の深みにハマっていた感覚もありつつ本編終了。

 

でもやっぱり、あの楽曲を聴かんことにはみんな帰れんでしょう、ということでアンコールでは必殺の名曲"Wasted Days"が炸裂。動画や音源で何回も何回もリピしてたナンバーの、その生の熱気を今日存分に浴びることが出来て歓喜。突き刺さる轟音圧で完全に壊れた耳と共に帰宅したよん。ええライブだった。

 

 

 


3月14日木曜日。昨晩は終演から1時間後にはシャワーを浴びてベッドに入っていたという早業帰宅で、それほど睡眠時間を削ることなくスッキリ起床、、、できるはずもなく、二度寝してあやうくランオフにしてしまうところを慌てて着替えてスタート。昨日の坂道走由来の筋肉痛はなかったけど、全体的に疲れ気味でポテポテとしか走れず、時間もなかったのでトータル8.2km、ave.4:28/kmで終了。思うとおりに身体が回復せずしっかり走れないと少なからず凹むね。

 

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ワンパターンが過ぎるような気もしつつ、晩ごはんは鶏もも肉と蓮根の黒酢照り煮にクスクスを合わせて。あとはブロッコリーのポタージュスープ。

| かっつん | 19:48 | comments(0) | - | pookmark |
Franz Ferdinand@ZEPP大阪ベイサイド

 

11月28日。昨年に倣って今日までランオフでもよかったけど、目が覚めてしまったので軽くジョグすることに。はしり始めはまだふくらはぎに痛みを感じる。9kmをave.4:43/kmで、平均心拍は131bpmとやっぱり高め。

 


夕方からFRANZ FERDINANDのライブを観にZEPP大阪ベイサイドまで。このハコは初めて来たけど、むかーし南港に在ったのと同じようなシチュエーションで同じように不便な場所に移転して作り直したのは何故!?いつも50~200人程度のライブしか行かないので、今回取ったチケットが1700番台だったのでビックリしたけど、入ってみると意外と余裕があって踊れそう。

 

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前座のRats on Rafts。フロントマン以外はめちゃくちゃ若く見える(10代?)けど、そのフロントマンが時折ヴェルヴェッツのようなスポークンワーズでアートなキナ臭さを立ち昇らせながら、ギャンギャンと喧しい展開を見せるロックが気持ち良い。まだ初々しいぐらい荒削りな演奏だったけど、ラスト2曲でギャンギャンの中にサイケデリックな厚みが加わりボルテージが上がる展開はかなりかっこよかった。


10年前と比べてライブハウスも変わったなーと思うのが、ちゃんとサイトにタイムテーブルが載っていて


19時〜19時30分:Rats On Rafts
20時〜21時30分:Franz Ferdinand


みたいにかなり細かく、そして"時間通りに"進行するってこと。当たり前やと言えばそれまでだけど、昔であれば定刻通りに始まることなんてまずなくて、30分押しはデフォで、1時間遅れても誰も文句も言わずにじっと待っていたという。当然、アナウンスなんて何もない。そもそも事前にタイムテーブル聞いても「教えられない」「イベント全部を楽しんでほしい」とか訳のわからんことを言うハコもあった。これも時代かしらね、と思いながら、きっかり時間通りに終わった前座から転換を経て、ほんとに20時ジャストに暗転して御大フランツ・フェルディナンドご一行がステージへ。

 

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キャパ2800人のこのZEPPで来日公演するってのを見た時点でびっくりしたけど、2000年代に当時ニューカマーとしてロッキンオンを飾っていたバンドで、今もってこれだけ日本で人気がある人らってほとんどいないのでは!?ファン層も老若男女でけっこう幅広い。ロックというよりはディナーショーみたいや(もちろん良い意味で)とニンマリしてしまうAlexのステージパフォーマンスと空間を直撃する演奏で、会場をすぐさまダンスフロア化してしまう巧さはさすが。しかし揺り振れ飛び跳ねながらも頭ん中で脹脛の筋肉痛の回復度合いを確かめてしまっていたように、ワタクシ的にはヴォルテージが振り切れるような熱狂まではいかず、もうちょい毒っけというか剥き出しの荒々しさが欲しい気持ちもあったけど、なんだかんだで気持ちよく踊れて21時23分に終演。かろうじて日付が変わる前には寝た。

| かっつん | 21:14 | comments(2) | - | pookmark |
クセになるriff

ここ数日、よく聴いてるナンバー。最近にしては珍しく「お!?なんじゃこれは!!」と掴まれるriff/rhythmが面白い。

 

あと通勤時のお気に入りとしてはこれも。前作から一皮剥けた感じがある。THE RAVEONETTESやM83の作品も手掛けているJustin Meldal-Johnsenがプロデューサーについていて、全体的にバンドの持つ浮遊感や広がりのある音像をうまく使ってるなーちう印象。で、↑みたいな激しいのが活きてくる感じ。

 

なんとなく同じ系譜でとらえていてこれも個人的に結構好きなバンドの最新作。Wolf AliceもこのAlvvaysもライブはイマイチな印象が強いんだけど、最近はどんな感じなんだろうか。

| かっつん | 22:05 | comments(0) | - | pookmark |
MFMK

UTMB関連の動画を見ていたらなぜかモグたんのMFMKにたどり着いたという不思議。この動画、かなり音が良い。個人的には09年のサマソニでの衝撃を思い出すような轟音圧。ここ数年のblogと違って、当時のレポなどは自分で読んでいても面白いものが多い。もうこういうのは書けないんだろうな。

 

■18:40 MOGWAI
単独で何度も観てるし、さすがにもういいか。でも他にコレといったものもないしとりあえず、、、といった感じでスタンド観戦を決め込んだモグワイでしたがゴメン、これがとんでもなく素晴らしかった。リハでは"Mega Snake"のイントロが弾かれたりしていたが、オープニングは"Batcat"。んでもってここで叩き出されたパーフェクトな轟音圧に思わずスタンドで「なんじゃこりゃ!」となり速攻でアリーナへ駆け下りることに。これまでのバンドとは一次元違って聴こえるその爆音と、波動のように押し寄せる圧の凄まじさは完全に別格。続く"I'm Jim Morrison, I'm Dead"で本日のモグワイの「凄さ」を確信し、"Hunted By A Freak"でめくるめくままに吹き飛ばされ、たぶん会場の多くが「来いッ!」と思っていたタイミングで"Helicon 1"がキタ瞬間にはもう、、、ね。4カウントののちに炸裂した、轟音のカーテンを幻視するような爆音に完全にヤラれ、周囲ともどもその轟音の中知らず絶叫していた。半ば放心状態のところへ波状で来たる"Ithica 27o9"でヘロヘロするうちに、スチュワートより「あと1曲演るよ」とのMCが、、、ってまだだいぶ時間アリマスがね、と思った瞬間、流れてきたのは"MFMK"の旋律デシタ。6年前に一度は聴いているこの曲だが、それと比べると今日のはうん百倍も素晴らしい完成度。奥歯が付け根からガタガタと鳴る「震動」のような轟音と、全身を舐め尽くす轟音ノイズの多重奏。「轟音」=「快楽」だということを改めて「体感」させてくれる圧巻の、圧倒的な音の壁。ラストでは激烈な閃光を放つフラッシュのもと、10分近くに渡りスチュワートが爆裂したノイズを繰り出し(というか遊んでるのか?)、人によっては地獄のような世界を現出させて終わった。個人的にはこれまで観たモグワイの中で、断トツの出来だった本日のライブだった。ラストはAphex Twinで30分ほど揺れ踊り、帰宅。何気に思っていた以上に満足度の高かった今年のサマソニだった。

| かっつん | 21:22 | comments(0) | - | pookmark |
さようならiPod shuffle

先日のランで大汗をかいて水没故障させてしまったiPod Shuffle(4th)。また、買い換えかーと思って見ていたら、先月末でAppleが販売終了を決めていたという話を知った。iPod Shuffleとの出会いは初代が出た2005年に遡る。その頃はまだランニングはしていなかったんだけど、ちょうど板ガムを数枚重ねた程度のボリュームの躯体に、たしか512MB分の音楽データを入れて、今からしてみれば信じられないぐらい飾りっ気のない白いナイロンストラップで首からかけてどこにでも持ち歩いていた。それまでの携帯型音楽プレーヤーといえばもっぱらSONYのMDウォークマンを使っていたような時代で(もちろん進んでいる人はシャッフルではないiPodを使っていたんだど)、そこに登場したこの限りなくシンプルで、小さく軽く、必要最低限にして十分な機能を携えた安価なshuffleの登場は、そう浅くはない自分の音楽生活にかなりのインパクトをもって入り込んできた。先のストラップが黄ばんでくるぐらいにいつも携帯しヘヴィユースしていた初代shuffleは、そのシンプルさゆえに壊れることもなく、その間にAppleからは第2、第3世代のシャッフルが発売され、そして2007年に発売された第4世代のシャッフルこそが、携帯型音楽プレーヤーの一つの到達点とも言えそうな魅力をもったアイテムだった。


この上なくシンプルで小さなその躯体には、音楽を携帯して持ち歩く中で、こうだったらいいなと漠然と感じていた要素がそのシンプルさゆえに過不足なく実現されていて、これは本当に凄い製品だと興奮したのを覚えている。そこには、昨今のように処理速度や容量といったスペック上の数値で競い合うのとは全く別のベクトルを持った、革命的なアイデアの力が在ったと思う。自分の中ではこの、第4世代のshuffleを超えるようなApple製品はこれまで出てきていないし、きっとこれから先も出てこないだろうなと感じている。4度目か5度目の買い換えで、そしてもしかしたらこれが最後のパートナーになるかもしれない新しいiPod shuffleを手元に見ながら、そんな昔日の記憶を思い返していた。

| かっつん | 21:08 | comments(0) | - | pookmark |
己のひきこもり体質をライブ会場にて確認した日曜日の日記

6月25日日曜日。事前には雨予報だったので、大雨だったらトレオフにしてもいいかなと思っていて起きたらまったく降っていなかったのでジョグへ。週を重ねるごとに、土曜日にそれなりにトレーニングをした翌日曜日の疲労度が高まっているような感じで、実際に同じ距離を同じような心拍で走っていると少しずつだけどペースが遅くなっていることが分かる。もともと今朝は走れなくてもしょうがないと考えていたので、15劼農擇蠑紊欧撞△蹐Δ隼廚い弔帖結局は惰性で20劼泙捻篦垢靴撞宅。湿度が高めで発汗量が多く、実際の心拍以上に体感的にはキツかった。

 


朝ごパンは昨日と同じくマフィンを1個。珍しくプレゼントに当選していただいた猿田彦珈琲のアイスコーヒー(と思っていたら実はカフェオレ用だったらしい)と合わせていただいた。

 

平日のお弁当用に常備菜を作りつつ、昼ごはんはおうちバルなメニューで。鶏肉のバスク風煮込みをメインに、キャロットラペや海老のアヒージョなど。見た目は悪いがカンパーニュがめちゃくちゃ美味しかったので、備忘的に配合をメモ。

 


準強力粉(リスドォル)250g
砂糖大匙2
塩小匙1/2
シナモン小匙1/2
ナツメグ小匙1/4
オールスパイス小匙1/4
モルトパウダー0.5g
デーツ50g
くるみ30g
レーズン酵母液90ml
水90ml
白神こだま酵母3g


バタバタしていて二次発酵で過発酵気味になってしまったことと、昼ゴハンに無理やり合わせようとして予熱時間を見切って低めの温度(250℃)でいってしまったところが失敗ポイント。ただ、見た目は悪いけど、外はカリカリで中はもっちりしていてめちゃくちゃ美味しかった。後片付けを終えると、強い疲労を感じたので20分タイマーをかけて昼寝。横になって目を瞑っていただけで眠った感じはまったくなかったけど、それでも少し身体はラクになったような。

 

 

さて、今日はアメリカから来日中のハードコアバンド/The Fall Of Troyのライブ。15:30開演で複数バンドが出演するイベント構成だったので、会場へタイムテーブルを確認するとFOTは20:30〜の予定とのこと。奥さん病み上がりだし自分も疲れてるしで、会場入りは19時ぐらいでいいかと思い、とりあえず17時半頃に難波着。道頓堀のスタバで時間を潰していたが、この時点でなんかしらんが気分が悪くて帰りたい気持ちに。たぶん、ふだん一人で走ったりする以外は休日に家から出ることも少なくなって、見ず知らずの他人がたくさんいる空間への耐性がどんどんなくなっているんだろうと思う。なんというか、すごいストレスを感じる。今にも降り出しそうなどんよりした曇り空の中を歩いて会場へ。雑居ビルの地下にある火影というライブハウス。初めて来たけど、かなり狭い。変形フロアでステージはフロアと同じ高さ。既に人がビッシリで(と言っても100人もいないだろうけど)、空調がほとんど効いてなくてかなり過酷な環境・・・うわ、これはキッツイなーと思いながら2つぐらいのバンドを消化して、やっと次はFOTだと思っていたらまた違うバンドが挟まれていて、もうしんどい疲れたと思いながら9時半ぐらいからFOT。というかこのライブハウス、家庭用に毛が生えたようなエアコンがついてたけどほとんど用を成しておらず、人の密度も相まって超絶に蒸し暑い。タバコの煙も充満してるし、普段なら絶対に立ち入らないだろう劣悪な環境。ライブってこんなもんだと割り切って楽しんでいた若かりし頃は去り、歳を重ねるごとにこういうストレスへの耐性が無くなっている。


んで、肝心のFOTだけど、ここまではわりと大人しかったフロアもやっぱり滅茶苦茶に盛り上がって、ガタイの良い男子&外人多数のモッシュで自分はもう無理〜って感じ。1時間ぐらい観てたけど、暑いし集中できないしで疲れてしまったので途中で退場して帰宅した。いつもならもう寝ている時間に電車に乗りながら、あのライブハウスにはもう二度と行くことないだろうなと考えながら、己のひきこもり体質を再確認するような気持ちで帰路についた。ちなみに奥さんのほうは「疲れたけど汗かいて風邪のほうは逆に具合がよくなった」とのこと。ただし「あのライブハウスはないわ」という感想は共通。。

| かっつん | 20:45 | comments(0) | - | pookmark |
来日すると

 

行かなきゃ。大阪はちょうど日曜みたいだし。

| かっつん | 21:28 | comments(0) | - | pookmark |

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